1年に1度のお祭りといえば、ボジョレー・ヌーヴォーの解禁日!2024年は11月21日(木)です。エノテカには、パリの名門レストラン「タイユヴァン」がセレクトする上級ヌーヴォーやロゼが入荷予定。また毎年ご好評をいただいているルロワ、ルー・デュモンのヌーヴォーも。エノテカが厳選したとっておきのボジョレー・ヌーヴォーをぜひお楽しみください。
最新情報到着!収穫情報、2024年ヴィンテージについて
タイユヴァンからのコメント
2024年は、春から収穫にかけて降雨が続き、病害などの影響で収量が減少しました。開花期は湿度が高く涼しい気候だったため、結実不良(ミルランダージュ)や花振るい(クルール)が発生。また、春の霜や夏の雹によってもダメージを受けた畑があるなど、天候との闘いとなりました。
しかし、そんな困難な状況にも関わらず、果実の収穫は見事な成果を収めました!2024年のワインは、小さな赤系果実の香りを持ち、バランスの取れたフレッシュさと繊細なタンニンが感じられる、素晴らしい出来栄え。上級キュヴェのプレミアム・レゼルヴやグランド・キュヴェは、より骨格のあるワインとなりました。
ジル・ド・ラモアからのコメント
短期間の雨の後、収穫期は非常に涼しく、朝の気温は6〜 8°Cで、風も強く(65km/h)吹いていました。ブドウの健康を保つには理想的な条件。こうした涼しい状況にもかかわらず、ガメイ種のブドウの成熟はゆっくりと進行していました。しかし今年のヴィンテージは、ブドウ樹ごとに成熟度や生産量に大きな差がありますが、収穫量は少ないものの上出来です。
今年の特徴を一言で表すと「飲む人を楽しませるようなワイン」。フルーティーでエレガント、そしてしなやかなスタイルで、バナナやメロンのような華やかで甘くフルーティーな香りが今年の特徴です。そして、香りの幅は広く、ラズベリーやブラックチェリー、そしてスミレのようなお花の香りも感じられます。味わいは非常にフレッシュでタンニンも柔らかく複雑。長く余韻が続きます。
ボジョレー・ヌーヴォーってどんなお酒?
ブルゴーニュ地方南端に位置するボジョレー地区。ガメイ種を使用した、軽快な赤ワインです。"Nouveau"(ヌーヴォー)とはフランス語で"新しい"の意味。つまり、ボジョレー・ヌーヴォーはボジョレー地区でその年に収穫したブドウから造られる新酒のことです。古くは地元のブドウ農家が実りを祝うために造られていたとか。フランスワインの中で、最も熟成期間が短く、その味わいは、もぎたての果実のようにフレッシュでジューシー。ボジョレー・ヌーヴォー最大の魅力です。
ボジョレー・ヌーヴォーの美味しい飲み方
フレッシュさが特徴のボジョレー・ヌーヴォーは、少し冷やしてお楽しみ頂くのがおすすめです。普通のワインの場合、冷やしすぎるとタンニンによる渋みが強調されて飲みにくくなってしまう場合がありますが、ボジョレー・ヌーヴォーは元々タンニンが少ないので、その心配はありません。冷蔵庫で軽く冷やして、お料理とともに気軽にお楽しみください。早飲みタイプのワインなので、購入後はなるべく早いうちにお飲み頂くことをおすすめします。
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