皆さまこんにちは。

前回に続き、12/5(木)に開催の「ブルゴーニュ・グラン・デギュスタシオン」に伴い、ゲストとして来日されるワイナリーのご紹介をいたします。

第2回目の今回はブルゴーニュのテロワールを見事に体現する「ドメーヌ・デ・ランブレイ」と、ジュヴレ・シャンベルタンで圧倒的な個性を放つ「ダルヴィオ・ペラン」です。

それぞれのワイナリーが持つ力強さとエレガンス、そして深い愛情が詰まったワインの魅力について語りたいと思います。

クロ・デ・ランブレイと言えば、"コート・ド・ニュイの宝石"とも称される、愛好家垂涎のグラン・クリュ。

ドメーヌ・デ・ランブレイはこの特級畑の99％以上を所有しており、モノポール(単独所有)といっても過言ではありません。

コート・ド・ニュイ地区の中央「グラン・クリュ・ルート」と言われる街道沿いに位置するモレ・サン・ドニ。特級畑クロ・デ・ランブレイはそのほぼ中心に位置しています。この歴史あるワイナリーの中心にあるクロ・デ・ランブレイから生まれるワインは、力強さと繊細さを見事に調和させ、ブルゴーニュの奥深い魅力を余すところなく伝えます。

ランブレイを代表するワインと言えばクロ・デ・ランブレイ グラン・クリュやモレ・サン・ドニ、モレ・サン・ドニ プルミエ・クリュ レ・ルーがあります。

今回のイベントでは最新の2022ヴィンテージをご用意いたします。

◆スタッフのイチオシコメント　<柳田>

ランブレイのワインは、その複雑でありながらも洗練された味わいが心に深く響きます。

特に『クロ・デ・ランブレイ』は、力強い果実味としなやかなタンニンが見事に調和し、まるでブルゴーニュの豊かな大地がそのままグラスに注がれたような感動を味わえます。

是非この機会にランブレイの深みのある芳醇な味わい、力強さとエレガンスをご堪能いただき、心が躍るようなひとときをお楽しみくださいませ。

ダルヴィオ・ペランは、1989年にディディエ・ダルヴィオ氏が妻のジュヌヴィエーヴ氏と共に創業した、ブルゴーニュのコート・ド・ボーヌ、モンテリーとムルソーに位置する小規模ドメーヌです。

ムルソーやシャサーニュ・モンラッシェをはじめとした、計15のアペラシオンに広がる11haの畑を所有しており、ムルソーのシャルム、ジュヌヴリエール、ペリエールや、シャサーニュ・モンラッシェのブランショ・ドゥシュなど、著名なプルミエ・クリュも有しています。

ブドウ樹の平均樹齢は60年と高く、中には90年を超えるものもあるのが特徴です。

畑では長年有機農法を実践し、ディディエ氏の息子ピエール・アントナン氏がワイン造りを引き継いでからは100%ビオディナミに移行。

セラーでは「最小限の介入」を合言葉にワイン造りを実践を行っています。

今回のイベントではムルソー プルミエ・クリュ シャルム、シャサーニュ・モンラッシェ プルミエ・クリュ クロ・サン・ジャン、赤ワインのシャサーニュ・モンラッシェ・プルミエ・クリュ・レ・ボンデュエをご体感いただけます。

◆スタッフのイチオシコメント　<松田>

ダルヴィオ・ペランのワインは、「エレガンス、フィネス、バランス」を備えた上質でピュアな味わいが特徴です。特にムルソー・プルミエ・クリュ・シャルムは豊かな果実味としっかりとしたミネラル感が広がり、上質で華やかな味わいが魅力です。

イベントではダルヴィオ・ペランが表現する豊かな味わいと世界観をご体感いただけます。皆様の心に残る特別な一杯となることを願っています。

続く連載を通して、ブルゴーニュの壮大なテロワールと、それぞれの生産者が紡ぐストーリーを共感いただけると嬉しく思います。次回をお楽しみに！