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ワインショップ・エノテカ丸の内店

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丸の内店スタッフに聞いた!私の推しブルネッロ・ディ・モンタルチーノはこれだ!!~後編~

松葉 雪月

2024.11.07
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皆様、こんにちは!丸の内店の松葉です。

先月に引き続き、スタッフの推しワインを語るこの企画。

今月のテーマはブルネッロ・ディモンタルチーノです!前編に続き、後編もブルネッロ愛が炸裂した内容となっておりますので、ぜひご覧くださいませ。

前編はこちらからどうぞ!→私の推しブルネッロ・ディ・モンタルチーノはこれだ!!~前編~

後藤  PIETROSO(ピエトローゾ)

2019 ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ ¥13,200円(税込)

私の推し生産者は「ピエトローゾ」です。

昨年、生産者が来日された際に開催されたセミナーに参加して「ピエトローゾ」に魅了されました。

この生産者の魅力は何と言ってもバランスの良さです。

一貫した伝統的な造りによって、安定した生産を行っており、高い評価を獲得しています。

5つの畑を所有していて、メインになるのがワイナリー名の由来となったピエトローゾという畑です。名前の由来が石という意味のpietra(ピエトラ)の通り、大きな石がゴロゴロある畑だそうです。

そんな「ピエトローゾ」の造るブルネッロ・ディ・モンタルチーノが特におすすめです。収穫したブドウは畑ごとに樽を分けて、1か月後テイスティングして出来を確認しブレンドされます。

フランボワーズやクランベリー、ブラックチェリー、プラムなど果実が華やかで香り高く広がり、タンニンは非常に滑らかです。余韻はシナモンやバニラのような甘やかなスパイスの香りに包まれます。

果実味、酸味、ミネラル感など、引き締まっているけど柔らかい味わいでバランスが非常に取れている1本です。

味わいの90%以上は畑で決まると考えているため、日々畑を歩いて、丁寧に畑の面倒を見ているとお話がありました。納得のいく品質を追求する姿勢から素晴らしいワインが造られるのだと感銘を受けました。

「ピエトローゾ」の造るブルネッロ・ディ・モンタルチーノは熟成ポテンシャルもありますが、バランスの良さから今飲んでも楽しめる1本だと思います。

山﨑 PIEVE SANTA RESTITUTA (ピエヴェ・サンタ・レスティトゥータ)

2019 ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ ¥14,300円(税込)

前回のブログで「威風堂々」と紹介したガヤがピエモンテを飛び出して、トスカーナの銘醸地モンタルチーノで造るワインです。

先日16種類ほどブルネッロを飲み比べましたが、その中でも「これはガヤのワインだ!」とわかるほど、明確にガヤスタイルが表現されており、唯一無二なブルネッロだと感じました。私が考えるガヤスタイルとは「タンニンの力強さ」と「果実味の奥行き」です。弊社で扱っているブルネッロはエレガントなワインが多い中、こちらはタンニン、複雑味、奥行きが調和する味わいです。ピエモンテで培ったガヤスタイルと、トスカーナの地で最高の品種を使って最高のワインを造る、そんな思いが詰まったロマンのあるワインです。そしてワイナリーはなんとあのソルデラの隣!ブドウの育つ環境も最高なのです!

ガヤの思い×最高の土地×サンジョヴェーゼ=威風堂々な「ガヤネッロ」が出来上がります。

これは是非ブルネッロラヴァーに一度お試しいただきたいですが、深みのある果実味やタンニンが特徴的ですので、バローロ、バルバレスコ好き、ボルドー好きの方にも味わっていただきたい1本です。

國武 LE CHIUSE(レ・キウーゼ)

2019 ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ ¥11,000円(税込)

ブルネッロ(サンジョヴェーゼ・グロッソ)の生みの親「ビオンディ・サンティ家」からクローンを受け継ぎ栽培、長期熟成ポテンシャルを有するブルネッロ・ディ・モンタルチーノを生産するレ・キウーゼ。

レ・キウーゼとは、かつてビオンディ・サンティ家が所有していた区画の名称で、ブルネッロ・リゼルヴァ用のブドウ栽培が行われていた特別な区画のひとつ。 2023年に当主であるロレンツォ氏が来日され、本社で開催されたスタッフセミナーに参加しました。その際に体験した2018年ブルネッロ・ディ・モンタルチーノは「 褐色がかった赤色、ドライフルーツや革製品、タバコ、リコリスなど複雑性のある印象。味わいは、しなやかな酸と収斂性のあるタンニンによる引き締まったスタイルで、力強く筋肉質なボディを感じ、アフターのロースト感が長く続いていく」印象を感じます。

 今回入荷は2019年ですが、過去20年のブルネッロでも傑出した年と言われるだけに更に期待して良いでしょう!セミナーの際、当初はテイスティングの予定になかった、ロレンツォ氏が初めて手掛けた2006年ヴィンテージのブルネッロがサプライズで提供されました。セラーには残り30本程度しかない貴重なヴィンテージでしたが、今回の来日に合わせて特別に3本ご用意いただきました。販売パートナーであるエノテカのために、こんな希少なワインを惜しげもなく提供してくれ、「ワインは皆と共に楽しむべきもの」というロレンツォ氏の心意気に感動した覚えがあります。そして、しなやかで力強い体躯とややパワフルな造り。そんなオーナーの人となりとワインのスタイルが私は大好きです。

店長鈴木  CASE BASSE DI GIANFRANCO SOLDERA(カーゼ・バッセ・ディ・ジャンフランコ・ソルデラ)

2019 ソルデラ IGP トスカーナ ¥110,000円(税込)

皆さんが死ぬまでに一度は飲んでみたいワインは何ですか?ロマネ・コンティやクリュッグ・クロ・デュ・メニルなど、ワインラヴァーであれば「飲まずに死ねないワイン」がいくつか存在すると思います。それらのワインはなぜ人々の心を惹きつつけるのでしょうか?唯一無二の個性を生み出すテロワール、造り手の情熱と哲学、過去から現在に繋がる歴史、その全てが具現化されたワインに、人々は感動を覚えるのだと思います。

私が飲まずに死ねないワインは、「ソルデラ」です。ジャンフランコ・ソルデラがモンタルチーノの地で生み出したこのワインには、ワインラヴァーを魅了する全てが詰まっています。

このワインはブルネッロ・ディ・モンタルチーノではありません。意見の相違からブルネッロ協会を離脱しているためです。そしてもうブルネッロを名乗るつもりもありません。しかし、このソルデラこそ真のブルネッロ・ディ・モンタルチーノであり、究極のサンジョベーゼであると、私は信じています。破天荒な異端児ジャンフランコ・ソルデラと、サンジョベーゼの神様と呼ばれたジュリオ・ガンベッリの共作であるこのワインには、ピンと張り詰めたような静寂と、溢れ出すような躍動感、その両方を同時に感じることができます。ソルデラとガンベッリ、どちらももうこの世にはいませんが、彼らの情熱と哲学は消えることなく生き続けています。そこに私は感動を覚えるのです。

11月25日から12月1日までの期間、2019ソルデラのテイスティングイベントを開催いたします。先着14名様限定となりますが、是非、究極のサンジョベーゼをご堪能下さい。

関連するイベント

サンジョベーゼ・グロッソの真骨頂【2018 BRUNELLO DI MONTALCINO 3GLASS】
  • テイスティング
サンジョベーゼ・グロッソの真骨頂【2018 BRUNELLO DI MONTALCINO 3GLASS】
2024年11月15日 (金) 〜 2024年11月17日 (日)
受付終了
ワインショップ・エノテカ丸の内店

後編も盛りだくさんな内容量でしたね!

スタッフそれぞれのワインへの熱い想いが伝わる内容だったと思います。

この機会にぜひ、ブルネッロ・ディ・モンタルチーノの旅をしててはいかがでしょうか。

きっとお客様にとっての「推しブルネッロ」を見つけることができると思います。

丸の内店スタッフ一同、ご来店を心よりお待ちしております。

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