メドック格付け第一級に君臨するシャトー・ムートン・ロスチャイルドから、親しみやすいムートン・カデシリーズまで、幅広いラインナップでトップを走り続けるワインメーカー、バロン・フィリップ・ド・ロスチャイルド。ムートン・カデシリーズのなかでも、限られた地域のブドウのみを使用して生産する上級シリーズが、こちらのレゼルヴ・ムートン・カデです。

ボルドーワインのアペラシオンを北から南、右岸・左岸と満遍なく同じブランドで愉しめる、エノテカでは唯一のシリーズ。8,000円台までという価格ながら、バロン・フィリップのワインメイキングによる各アペラシオンの魅力を存分に味わうことができます。是非、ボルドーの代表産地を飲み比べてお愉しみください。

フランス、ボルドーのメドック格付け第一級に君臨する、シャトー・ムートン・ロスチャイルド。そのシャトーを所有するのが、バロン・フィリップ・ド・ロスチャイルド社です。ボルドーで培った一流のワイン造りの技術を活かして、カリフォルニアの重鎮ロバート・モンダヴィとのジョイント・ベンチャーであるオーパス・ワンや、チリのコンチャ・イ・トロとの提携で誕生したアルマヴィーヴァなど、次々と銘酒を世に送り出し、高い評価を得ています。

そのバロン・フィリップ・ド・ロスチャイルド社が、本拠地ボルドーで手掛けるカジュアルワインとして世界で人気を博しているのが、こちらのムートン・カデ。ムートン・カデは、1930年にメドック格付け一級シャトー・ムートン・ロスチャイルドのブドウが不作となり、リリースできなかった年に生まれたという誕生秘話を持つ、ムートン直系のブランドワインです。

ムートン・カデが貫くスタイルは、世界中のお客様と「ワインを飲む感動」を共有すること。食事に合わせやすく、すぐに開けて楽しめる。これこそがムートン・カデの最大の魅力です。リーズナブルな価格ながら、高品質なワイン造りを追求し、最新の技術の投入や最良な区画で収穫したブドウをブレンドするなど、「さすがムートン。」と納得せざるを得ない圧倒的なクオリティの高さを誇っています。

ボルドーのテロワール全体を表現するムートン・カデには、パートナーの栽培農家との緊密な関係が欠かせません。栽培農家では農薬をできる限り使用せず、2020年には全パートナー農家のブドウ園がHVE（環境価値重視）の認証を取得。美しい土地を次世代に引き継ぐのはワイナリーの社会的な責任の一つと考え、ムートン・カデは地球に優しいワイン造りを先進的に行ってきたと言えるでしょう。

レゼルヴ・ムートン・カデは、バロン・フィリップ・ド・ロスチャイルド社が、ボルドーを旅するように各アペラシオンを巡る体験を愉しんでいただきたいという想いから誕生した上級シリーズです。

限られた地域の畑で生産された良質なブドウのみを使用して造られており、ポイヤック、メドック、グラーヴ、ソーテルヌなど、ボルドーワインの真髄ともいえる地域のテロワールが、バロン・フィリップ・ド・ロスチャイルド社のワインメイキングによって見事に表現されています。

また、レゼルヴ・ムートン・カデは基本的に5～15年の熟成が可能なのも魅力の一つ。地域と品種の個性が愉しめる本格的な品質を守りながら、現代のライフスタイルに合わせたスタイルへ改善を続け、ボルドーワインのさらなる魅力を提案しているシリーズを是非ご堪能ください。