マスカルポーネチーズは、乳の優しい甘みとクリーミーなコクを堪能できるフレッシュチーズです。スイーツ作りなどで使うことが多いのではないでしょうか。
いつもとは違うマスカルポーネチーズの美味しさを発見するため、甘いスイーツだけではなく、おつまみ料理にも使ってみませんか?
今回はマスカルポーネチーズの特徴と、ワインに合う簡単な塩系おつまみレシピ、そして相性の良いワインをご紹介します。
目次
マスカルポーネチーズとは?
イタリア原産のマスカルポーネチーズは、乳の上品な甘みと滑らかなコクを感じられるフレッシュチーズです。
脂肪分が高い生クリームを使用して作られるため、クリーミーで口の中で溶けるホイップクリームのような口当たり。熟成はしないフレッシュチーズなので、穏やかでシンプルなミルクの香りが楽しめます。
フレッシュタイプのチーズには、同じくコクのあるクリームチーズもありますが、マスカルポーネチーズは柔らかく軽い口当たりで、酸味は控えめ、脂肪分の高いコクを感じます。
フレッシュチーズについて詳しく
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マスカルポーネチーズの食べ方
乳の甘みとコクを感じるマスカルポーネチーズは、そのままフルーツやスイーツ、紅茶などに添えて食べられます。チーズ自体は優しいシンプルな味わいなので、はちみつやジャムとの合わせたりパンに載せたりしても美味しく、様々にアレンジしながら食べることができます。
日本ではイタリアスイーツの定番「ティラミス」の材料として有名になりましたが、ティラミス以外にもケーキの材料として使用されます。
そんな甘い味わいのスイーツに使用されることが多いチーズですが、スイーツだけではなく、ディップやソースとして塩味のあるお酒のおつまみにもなります。
マスカルポーネチーズのシンプルな味わいは、合わせる材料の香りや味わいの邪魔をせず、濃厚なコクはリッチで満足感も得ることができますよ。
マスカルポーネチーズを使用した簡単おつまみレシピ
ここからはマスカルポーネチーズを使用した、ワインに合う簡単おつまみレシピをご紹介します。
おつまみの定番のポテトサラダを、マヨネーズではなくマスカルポーネチーズに代えて作ってみましょう!
具材には、オリーブやアンチョビといった、ワインが進む材料と合わせて。酸味のあるマヨネーズで作るポテトサラダよりも乳の優しい甘みを感じる味わいで、一度食べると病み付きになり、ワインのおつまみの定番化になりますよ。
オリーブとアンチョビのマスカルポーネポテトサラダ
【材料2~3人分】
じゃがいも 2個
オリーブの実 8個
アンチョビフィレ 4尾
玉ねぎ 1/4個
A マスカルポーネチーズ 60g
A レモン汁 大さじ1/2
A パセリのみじん切り 大さじ1
A 黒こしょう 少々
【作り方】
1.じゃがいもの皮を洗い、柔らかくなるまで皮のまま20~25分茹でる。熱いうちに皮をむき、マッシュし、熱を取る。(じゃがいもはお好みの加減で潰してください。)
2.玉ねぎは繊維を断ちきるように薄切りし、レンジ600Wで1分加熱し、熱を取る。オリーブの実は半分に切り、アンチョビは刻む。
3.ボールに1と2を入れ、Aを加え混ぜ合わせたら完成。
マスカルポーネチーズに合うワイン
フレッシュタイプのプレーンなマスカルポーネチーズはシンプルな味わいなので、合わせるワインもフレッシュでフルーティーなタイプがおすすめです。他の食材と合わせてスイーツや料理に使用した場合は、ロゼワインや赤ワインなども相性が良くなります。
今回紹介したマスカルポーネチーズのポテトサラダには、カジュアルに楽しめるイタリアのスプマンテがよく合います。
オリーブのフルーティーさとアンチョビの塩味・旨味をマスカルポーネチーズのコクでまとめたおつまみに、キンと冷やした爽快感のある泡と辛口でキレのある味わいのスプマンテが好相性です。
普段の味わいをアレンジしたポテトサラダとスプマンテで、おうち飲みがさらに楽しくなる組み合わせです。
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まとめ
口の中で甘みとコクが広がるマスカルポーネチーズ。そのままを添えて食べても美味しいですが、他の食材とともにスイーツや料理に使用することで、さらに美味しさを感じることができます。
スイーツの材料として使用することが多いチーズですが、意外にも塩系おつまみにもなるマスカルポーネチーズは、アレンジ次第でワインとも幅広く楽しめます。手軽に購入できることも魅力ですね。
チーズの優しい甘みとコクを堪能しながら、ワインで乾杯しましょう。