ますます人気の「スペインバル」。自宅でもバル気分が味わえたら楽しくないですか?
今回はおうちでもパパッと作れるオシャレピンチョス3選と、それぞれに合わせるおすすめワインをご紹介します。
タパスとピンチョスの違い、わかりますか?
そもそも「ピンチョス」って何?ここでは、よく似たスペインのおつまみ「タパス」との違いをご説明します。
まず、タパスは「蓋(タパール)」という言葉に由来します。
その昔、バルでワイングラスに虫が入らないように蓋をしていたところ、その上に店主がポンと生ハムをのせたのがタパスのはじまり。この生ハムがチーズやオリーブになり、イワシの酢漬け、コロッケ、オムレツとどんどんラインナップが広がっていったのです。
今では軽食やお酒のつまみとして、ちょこっと食べる「小皿料理」の総称として使われています。
対するピンチョスは串(ピンチョ)の意で、串や楊枝を刺したお料理のこと。日本の回転寿司のお皿のように、もともとは串が会計にも使われていました。
例えて言うと、トルティージャ(厚焼きオムレツ)をお皿で出すとタパス、カットしてオリーブと一緒に楊枝を刺せば「ピンチョス」というところでしょうか。
とは言え、串や楊枝は使わずにパンにのせてピンチョスと呼ぶこともありますので、現在では同義語と考えても良いでしょう。
ししとうチーズソースのピンチョス
チーズソースはレンジでOK!少ない材料で、たった5分で作れちゃう手軽さも嬉しいおつまみ。ほろ苦さにとろけるチーズは間違いなしの組み合わせです。
作りたてのアツアツをカブっと召し上がれ!
【材料 3本分】
ししとう 9本
A ピザ用チーズ 50g
A 牛乳 大さじ3
オリーブオイル・塩・粗びき黒こしょう 少々
【作り方】
1.ししとうは軸を短く切り落とし、3本ずつ串に刺す。
2.フライパンにオリーブオイルを熱し、1を加えて中火で1分。裏返してさらに1分焼く。
3.耐熱の器にAを混ぜ、電子レンジ600wで1分。全体をよく混ぜ、2にかける。
青野菜には、同じく青みを感じるソーヴィニヨンブランで苦味を重ねる大人マリアージュ!といきたいところですが。ししとうの苦みは加熱すると和らぐので、ここはチーズに寄せて、シャルドネなど樽感のある白ワインがおすすめです。
シャルドネの風味がお手頃なピザ用チーズをグッと格上げし、後から爽やかなほろ苦さ。5分で作ったとは思えないオシャレピンチョスを堪能できます。
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ハニーマスタードチキン
ソースはハチミツとマスタードだけ、本当にこれだけ。ソースだけなめると完全にスイーツですが、これが塩こしょうを強めにふったチキンソテーと相性抜群!
どこで出しても不動の人気を誇るピンチョスです。
【材料 2人分】
鶏肉もも 1枚
A 塩 小さじ1/2
A 黒コショウ 少々
小麦粉 小さじ2
サラダ油 大さじ1
B ハチミツ 大さじ1
B 粒マスタード 小さじ1
パセリ 適宜
【作り方】
1.鶏肉を一口大にカットし、Aを振る。下味はいつもよりしっかりめに振っておくのがポイント。
2.ポリ袋に1と小麦粉を入れ、フリフリしながら全体にまぶす。
3.フライパンにサラダ油を熱して2を入れ、途中返しながら中火で7~8分ソテー。
4.よく混ぜたBをからめて楊枝を刺し、お好みでパセリを散らして完成。
合わせるワインはスパークリング、できれば、ほのかに甘みを感じる爽やかタイプを合わせてみてください。
苦味に苦味を合わせるのが男の楽しみ方なら、これはまさに女性の楽しみ方。「ハチミツの香りとコクのある甘み」という、共通の可愛らしさをもつ料理とワイン。甘みに甘みを重ねると、口の中は爽やかに感じられる不思議なペアリングをお試しください。
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バナナのベーコン巻きピンチョス
こんがりベーコンに、とろんとチーズのようなバナナの意外な組み合わせ。スペインの街バルでよく見かけるピンチョスの一つです。
黒こしょうの分量はお好みですが、ワイン好きなら多めにふっちゃうのがおすすめ!
【材料 4個分】
バナナ 1本
ベーコン 30g
オリーブオイル 少々
塩・黒こしょう 少々
【作り方】
1.バナナは4等分に、ベーコンは10cm長さにカットする。
2.フライパンにオリーブオイルを熱し、1の巻き終わりを下にして並べる。
3.転がしながら弱火で4~5分、ベーコンの脂が出てカリカリになるようにソテーする。
4.全体に塩コショウを振り、器に盛って楊枝を刺す。
そもそも白ワインと好相性のバナナですが、加熱すると青っぽさが抜け、とろっとチーズのような食感に変化。さらにベーコンと黒こしょうをプラスしたピンチョスなら、軽めの赤ワインがお似合いです。
いつもより冷やしめで楽しめるカジュアルタイプで、お互い邪魔しない関係性が心地良いペアリング。
バナナをプルーン、デーツ、イチヂクなどに変えて作れば、果実味豊かなタイプやしっかり重めタイプなど、合わせる赤ワインのタイプも広がります。
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まとめ
料理と言うには簡単すぎる“ちょっとした”おつまみも、串に刺して並べるとオシャレに見えちゃう、不思議なピンチョスマジック。
肩肘はらずにのんびり楽しみたい休日や、気心の知れた仲間と過ごすワインタイムにはピッタリです。シルバーいらずのフィンガーフードで、家飲みトークにもひときわ華が咲きそうですね。