ワインを飲み切った後、ボトルはリサイクルに出し、コルクはそのまま捨てていませんか?でも、ちょっと待って!
おうち時間を使ってリメイクを楽しんでみませんか?
ボトルのラベルやコルクの焼印は、生産者のこだわりが詰まったデザインです。
今回はそんなワインのボトルやコルク、ミュズレのデザインを生かしたリメイクグッズをご紹介したいと思います。
※なお、全ての作業は軍手を装着して行うようにしてください。
ワインボトルをリメイク
お花をいただいたけど「花瓶がない!」なんて時にワインボトルは大活躍します。
それだけではなく、あえて花瓶にするためにボトルデザインでワインを選んでみるというのもおすすめです。
ワインボトルはよく見てみると、色や形が様々です。ラベルにおいては、星の数ほどデザインが存在しています。
ワインに詳しい人なら、産地や品種、生産者などから選んだりもできますが、そうでない場合は「ワインラベルがステキだったから」という理由で選んでみるのも楽しいですよね!
気に入ったデザインのラベルを選んだのなら、ワインを飲んだ後はぜひ一輪挿しに。自分の好みのインテリアに新たな仲間が加わることになります。
また、ボトルに色を塗ったりデコレーションしたりして、世界で一つだけの一輪挿しを作ってみても楽しいですよ。
コルクをリメイク
最近はスクリューキャップも増えてきましたが、まだまだコルク使用のワインボトルは多いですよね。
1本開けるたびに、何かに使えそうだと思いながらも捨てていた人は、こんなリメイクをしてみてはいかがでしょうか?
箸置き
コルクの形状は、実は箸置きにピッタリです。そのまま使用しても良いですし、縦に半分に切って使ってもよし。
ただし、衛生上の観点から定期的に変えた方が良いので、一生の宝物にしたいというコルクは箸置きにしないほうが良さそうです。
ピアスホルダー
コルクがいっぱい溜まってしまって…という人におすすめなのが、ピアスホルダーです。
簡単に作ることができるので、手順をご紹介します。
【用意するもの】
浅めの箱、グルーガン、コルク複数本、場合によってはノコギリ
【手順】
1.箱にコルクをきっちりと詰めていきます。端のほうに隙間ができる場合は、ノコギリなどで切ったコルクで埋めていきます。
2.全て埋めたら、グルーガンで一つ一つ固定していきます。
3.一つ残らずコルクを固定したら完成です。
コルクは柔らかいので、ピアスを突き刺すことができます。普段使いのピアスを刺しておくと、上からパッと見て選ぶことができるので便利です。
ミュズレとシャンパンコルクをリメイク
ちょっと良いシャンパンやスパークリングワインを飲んだ日は、思い出を大事に残しておきたいですよね。
そんな時は、シャンパンチェアやコルクドールを作って、お部屋に飾ってみてはいかがでしょうか?
シャンパンチェア
【用意するもの】
ミュズレ、細い針金、ペンチ
【手順】
1.ミュズレ下部を固定している1本の針金をペンチで取り外します。
2.取り外した針金のうねりをペンチでなだめていきます。
3.針金のうねりが少なくなったら、ペンチを使って「Ω」のような形にします。
4.王冠がついているミュズレ本体は、王冠部分がチェアの座面に、そこから伸びる4本の針金はチェアの脚になります。
4本のうち、2本の脚に「Ω」にした針金をひっかけます。
5.ひっかけた針金はそれぞれの脚に2、3回巻き付けて、残りをペンチで切り落とします。この部分が背もたれ部分になります。
6.背もたれ部分を指で持ち上げて、チェアの形にします。
7.背もたれ部分に細い針金で装飾を施すことでさらに可愛く仕上がります。
コルクドール
【用意するもの】
シャンパンコルク、ミュズレ、ペンチ、錐などの先端が細いもの
【手順】
1.コルクの膨らみがある部分を頭、少し細くなっている部分を胴体に見立て、手足を取り付けたい部分に錐などで穴を開けます。
2.シャンパンチェアで脚とした部分をペンチで切り取ります。
3.コルクの穴を開けた部分に、2で切り取った針金をねじ込んでいきます。
4.手足の動きをつけたら完成です。
細い針金で眼鏡やワイングラス、ワインボトルをつくってドールに装着すると、より人間らしくなって活き活きとします。
誰かに見立てたい場合は、その人の特徴となる装飾を針金やキャップシールを使って作ってみてくださいね。
まとめ
ワインを飲んだ後の廃材は、案外様々なものに生まれ変わることができます。
思い出のワインや、どうしても捨てられなかったコルクやミュズレを、ぜひ“おうち時間”が増えているこの機会に生まれ変わらせてあげてくださいね。
また夏休みには、お子さんと一緒にリメイクにチャレンジしてみても楽しいかもしれません。親御さんの思い出のワインが、お子さんの手によって可愛いグッズに変身するなんて、とっても素敵じゃないですか?