【今日のワイン】南フランスを代表する赤ワイン「シャトーヌフ・デュ・パプ テレグラム」
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皆さま、こんにちは!六本木ヒルズ店の河です。
フランスの赤ワインと言えば、ブルゴーニュやボルドーを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。
しかし、本日ご紹介するのは、上述の有名産地に負けないくらい素晴らしい赤ワインを生み出すローヌ地方の赤ワインです。
ソムリエ教本でフランスのことを初めて学んだ際、ブルゴーニュのグランクリュとボルドー格付けワインに加え、どうしても飲みたかったワインがありました。それがローヌ地方の赤ワイン「シャトーヌフ・デュ・パプ」です。
シャトーヌフ・デュ・パプを試したくなった理由は、その名前の由来と歴史を知り、大変興味深かったからです。
シャトーヌフ・デュ・パプは「法王の新しい城」という意味で、14世紀に南ローヌのアヴィニョンに法王庁が置かれていたことに由来します。
そして、この地で造られたワインは、ローマ法王に献上されていたという歴史があり、今でもシャトーヌフ・デュ・パプのボトルにはローマ法王庁のロゴが刻まれています。(よければ一度ボトルを手に取ってロゴを見てみてください!)
シャトーヌフ・デュ・パプが南フランスを代表する高級ワインであることを知り、どのような味わいなんだろう?と思っていた際に、私が出会ったのが「シャトーヌフ・デュ・パプ テレグラム」でした。
シャトーヌフ・デュ・パプの中では比較的安価でありながら、その洗練された味わいに感銘を受けたことを今でも鮮明に覚えています。
ブドウ品種は、グルナッシュを主体とし、シラー、ムールヴェードル、サンソーを使用。
味わいは、しっかりと熟したラズベリーやほのかなカシスの風味に加え、フレッシュながらも上品な酸味も感じられます。
タンニンは大変きめ細かく、余韻には果実の風味に加え、ブラックペッパーのような風味が口に広がります。
凝縮感と洗練さを合わせ持つ、シャトーヌフ・デュ・パプの王道のスタイルを表現した素晴らしい1本です。
シャトーヌフ・デュ・パプがお好きな方にはもちろんですが、まだ飲んだことがない方にこそ、その入門として是非手に取っていただきたい1本。
ボルドーとブルゴーニュの素晴らしいワインに並ぶ、南フランスを代表する赤ワインを是非一度味わってみてください!
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