【今日のワイン】まずは産地から知ろう!「コート・デュ・ローヌ・ヴィラージュ・レ・ベック・ファン・ルージュ」
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こんにちは!エノテカ・オンラインの川相です。本年もどうぞ宜しくお願いいたします。
新年を迎えると、何かに挑戦したいという気持ちや何かを身に付けたいという気持ちになりますよね。私も昨年よりさらにレベルアップしたいため、ワインの知識が不十分なところを勉強しようと計画を練っているところです。
皆様の中にも今年はワインをもっと知りたいと思う方も多いかと思います。ですが、知識の幅も深さもあるのがワインの難しいところ。
私も入社したばかりの頃は、何から学んでいけば良いのかわからず、手当たり次第に勉強していましたが、それでは中途半端になってワインの面白さに中々気づくことができません。
そこでおすすめしたいのが、産地から学んでいくということ。
同じブドウ品種でも産地によって味わいが大きく変わることが、ワインの醍醐味の一つなので、楽しみながらワインを学んでいくことができます。また産地を知っていく過程で、様々な土着のブドウ品種を知ることができるので一石二鳥です。
そこで、私がワインラヴァ―の皆様にぜひもっと知っていただきたい産地が、フランスのローヌ地方。
同じフランスでもボルドーやブルゴーニュ、シャンパーニュをご存じの方は多いと思いますが、ローヌは「名前は聞いたことがあるけど具体的にどんな地方かあまり知らないなあ」といった方も結構いるのではないでしょうか。
なぜローヌが良いかは、こちらの「コート・デュ・ローヌ・ヴィラージュ・レ・ベック・ファン・ルージュ」と共にお話いたします。
ローヌワインの魅力の一つが、このワインに使用されているシラーとグルナッシュというブドウ品種の一大産地であること。
シラーは世界中で栽培されていますが、原産地であるローヌを最初に知ることで、シラーの産地の違いをわかりやすく学ぶことができます。またグルナッシュは、滑らかな口当たりとジューシーな味わいを持つため、ワイン初心者に知っていただきたい品種です。
二つ目の魅力は、南北で違う味わいが楽しめるということ。
ローヌは縦に広がる産地であり、北と南では気候や地形に違いがあるため、スタイルも大きく異なります。南北で飲み比べてみると、場所の違いによって生まれる味わいを感じることができるのです。
こちらのワインは、南側の畑で収穫したブドウを使用しているため、南部らしい濃厚さをお楽しみいただけます。
三つ目が高いコストパフォーマンスを持つこと。
ワインは飲まないとわからないことが多いので、お財布に優しいことは勉強する上でも重要です。こちらのワインも2千円台なのにも関わらず、樹齢60年のブドウも使用した深い味わいのため、ローヌのポテンシャルの高さを手軽に体験できます。
また、シラーの力強さやスパイシーな風味、グルナッシュの柔らかさや豊かな果実味がハーモニーを奏でる、品種の個性が調和した味わいです。
ワイン産地によってさまざまな魅力がありますが、自分の中で産地ごとのキャラクターが見えてくると一気に面白くなります。産地の違いがわかれば、例えばローヌ地方の場合、同じコート・デュ・ローヌの銘柄を飲み比べると、生産者の違いもわかるようになります。
ぜひ今年は、産地の違いを体感してみてください。
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