みなさま、こんにちは♪
毎年、桜の開花宣言が出た途端に不安定な空模様に…今年は例年より早い開花だっただけに、ここで一休みしてゆっくり北上してもらいたい…私のひそかな願い、果たして通じるでしょうか。
さて。あいにくのお天気の休日は、おうちで料理を作ってのんびりランチワイン♪
そんな休日の1本としてチョイスしたのは、エノテカに仲間入りしたばかりのコチラ!
エノテカのバイヤー陣が海外の展示会で買い付けてきたお手頃のヴァン・ド・フランス。ボルドーのアントゥル・ドゥ・メール地区で「マリー・エ・シルヴィー・クルセル」の名で2人の女性醸造家姉妹が手掛けるシリーズ「プティ・クルセル」です。
実はこの造り手は、あのロバート・パーカー氏も高く評価している実力派なのですが、こちらは、彼らの手掛けるシリーズの中でも、思わずクスッと笑ってしまうような可愛いエチケットが魅力なのです♪
今回ご紹介するのが、こちらの赤ワイン「ル・プティ・クルセル・レ・コパン」。
キャラクターは、ワイン名「Les copains(レ・コパン)=ともだち」をイメージしたワインの妖精でしょうかね…
きょとんとした顔でワインを差し出している感じが、何ともユニークでほっこりするようなキャラクターです。
ちなみに、こちらが「Les copines(レ・コピン)=ガールフレンド」という名の白ワイン。
よく見ると、ワイン名の誤ったスペルを訂正するようなユーモア溢れるエチケットなんです。エチケットとネーミングだけでもワインを囲む場が盛り上がるとあれば、ワイン好きが集まる気軽な会に持っていくにもぴったりの1本かもしれませんね。
彼らのホームページを見てみると、このワインに対する女性醸造家姉妹、マリーさんとシルヴィーさんの愛とユーモアが溢れています。
「飲み手をハッピーにしたい!」そんな想いが詰まったワインなんだということを知る、とても素敵なページなので、是非ご覧になってみてくださいね。↓
さてさて。
前置きが随分長くなりましたが…
今回の「プティ・クルセル・レ・コパン」は、厳選したブドウをスチールタンクで発酵させ、コンクリートタンクで醸造するという造り。
これは、ワイン造りにおいて樽の香りが付くことを極力避け、あくまでも果実の純粋な風味を大切にするというこだわりのスタイルだそうです。
テイスティングすると、まさにピュア!果実そのものの風味が口一杯に広がる、スムースで嫌味のないスタイルです。とはいえ、ワイン好きが満足する飲み応えも備えているあたり、プロもお墨付きの実力派たる所以でしょう。
お肉なら軽めの料理。たとえばローストチキンや焼き鳥なども良いでしょうし、軽い酸味はトマト系のお料理全般とも好相性。
一口口に含んだだけで、「あの料理と合うかな…」と色々思い浮かぶのは、まさにフードフレンドリーな証拠なのでしょう。難しく考える必要がなく、日々の選択肢に加えられるのが嬉しいところです。
今回は、ワインに若干感じるシラー種由来のスパイシーなニュアンスとタンニンが、マグロやカツオなど赤身のお魚とも合うと思い立ち、お魚料理を作ることに。
ワインのアロマをヒントに、生胡椒の塩水漬け「純胡椒」をソースのアクセントに使った、マグロテールのステーキです。
予想通り料理とワインがピタピタ♪
マグロテールの豊富な鉄分にはやはり軽めの赤が好相性ですし、醤油バターベースのソースに純胡椒のピリッとした風味と辛みがアクセントになり、ついついワインが進んでしまいます。
「飲みやすさと場を盛り上げるエチケットで、ランチワインや外飲みにはもってこいの1本!」と、ワインについての話に花が咲きました。
気取らず楽しめる「ハッピーを呼び込む」ワイン、普段の食卓で色々な料理と合わせてお愉しみください♪
▽本日ご紹介したワインはコチラ
ル・プティ・クルセル・レ・コパン / マリー・エ・シルヴィー・クルセル(フランス ボルドー)
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