こんにちは!エノテカ・オンラインの川相です。暖かい日が続くようになりました。
外に出ると、暖かな陽気や咲いている花で春の訪れを実感します。
自宅の周りに桜並木はありませんが、庭や玄関先にネモフィラやチューリップなどの花を植えているお宅をよく見かけます。
ところで花と言えば、ワインの香りの表現に欠かせない存在。
多様な花が表現に使われていますが、日本ソムリエ協会の教本には一例として10種類程度が紹介されています。
その中の一つがスミレ。赤ワインの表現に幅広く使用されている、ポピュラーな花です。
今ではいい思い出ですが、ソムリエ試験を受けた時は香りの想像がつかず、恥ずかしながら園芸店にこっそり嗅ぎに行ったことがあります。
花が触れるか触れないかというところまで顔を近づけていた私を、恐らく店員さんも怪しんでいたことでしょう。
そんな思い出のスミレは春の花。4~5月に開花するそうです。
そこで今回は、スミレの香りが感じられるワインをご紹介いたします。
それがこちらの「サン・ポーロ ルービオ」。イタリア・トスカーナで造られる赤ワインです。
チェリーやラズベリーのアロマの奥から、フワッと漂ってくるスミレの可憐な香り。
野に咲く花を偶然見つけたかのような嬉しさがあります。
口に含むと広がる、フレッシュでピュアな果実の風味と、上品な酸味。華やかでチャーミングな味わいは春にぴったり。
開けたてよりも少し時間をおいた方が、香りが豊かになるのでオススメです。
ワインの中にどんな花の香りがあるのか考えるのも、春らしい楽しみ方ではないでしょうか。
皆さんもぜひ春の香りをワインに探してみてください。
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