【今日のワイン】70歳の古樹から造られる、旨みたっぷりグルナッシュ「オールド・ヴァイン・グルナッシュ」
お気に入り追加
皆さま、こんにちは。エノテカ・オンラインの尾渡 です。
いまだ寒さを感じますが、梅の花が咲く季節になりましたね。実家のある茨城県には偕楽園と呼ばれる梅の名所があり、美しい風景を見ながら和んだ思い出があります。長らく行けていないので、近々訪れてみようと思います。
さて私事ですが、今年は新たな資格取得やコンクール出場を目標に色々なことに挑戦していこうと思っています。そのためには、今まで以上にワインについて学び、日々研鑽していかねばなりません。
今日はワインの勉強の一環として、「グルナッシュ」という品種に着目してみようと思います。南フランスやスペインを中心に栽培されていますが、実はアメリカやオーストラリアでも生産されています。
そこで今日は、これまでなかなか飲む機会がなかったオーストラリア産の「オールド・ヴァイン・グルナッシュ」を飲んでみます。
鮮やかで美しいルビー色の外観。グラスからはラズベリーなど赤系果実のアロマとスパイスのニュアンスが感じられます。口当たりは非常に滑らか。エレガントな果実味と酸味、そして艶のある味わいには驚きが隠せません。
こちらのワインに使用されるブドウが植樹されたのは1946年。自分の祖母が生まれた頃から植えられていると考えると、その歴史の長さになんだかしみじみとしてしまいます。
ワインには輪郭を伴う酸味があるのが特徴。古樹由来の凝縮した旨味もしっかりと感じられました。正直に言って想像以上に好みの味わいです。
せっかくなので、今回は私の大好きな料理の一つ「もつ鍋」とも合わせてみたいと思います。大学生の頃に本場・博多で食べて以来、もつ鍋にすっかりハマってしまい、これまでも色々なワインとのペアリングを試してきました。
今までは白ワインやロゼワインと合わせていましたが、赤ワインで挑戦するのは初めてです。
今回は、ちょっと生意気にも有名店のもつ鍋セットを購入し作ってみました。料理を作り終え、開栓からは45分程経ったでしょうか。
ワインを改めてグラスに注ぐと、開けたての時よりも香りが一層華やかに!バラなどのフローラルな香りやオレンジピールのアロマが表れ、ワインの高いポテンシャルを感じさせます。
気になるもつ鍋との相性ですが……最高です。もつの脂から感じられる甘味や醤油だしの旨みと、ワインの味わいが見事に合い、お互いを上手に引き立てています。
驚くほど美味しかったので、ぜひみなさんにも試していただきたいです。
今回、グルナッシュという品種に着目して飲んでみましたが、古樹やマリアージュなど色々なことを再認識する良い機会となりました。
今日はこの余韻に浸りながら、ワインの勉強を一層頑張りたいと思います。
今回紹介したワインはこちら
この商品はこちら