【今日のワイン】一足先に桜を楽しむ!「モノクローム クレマン・ド・ブルゴーニュ・ロゼ」
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こんにちは。エノテカ・オンラインの尾渡です。
皆さま、3月といえば、何を思い浮かべるでしょうか?
私は桜です。3月下旬から様々なところで聞く開花宣言は、心をほっこりとさせてくれます。京都の大学に通っていた頃は、平安神宮や円山公園、京都御所など名所でお花見を満喫していました。
今年咲くのはいつ頃かなぁと物思いにふけっていると、昨年撮った桜の写真を見つけてしまいました……。あぁ、花見したい!
そんな欲が湧いてしまったので、今日は鮮やかな桜を連想させる色合いのロゼワインを飲みたいと思います。
どれにするか悩みましたが、今日はこちらのブルゴーニュ産ロゼ・スパークリングワイン、「モノクローム クレマン・ド・ブルゴーニュ・ロゼ」を楽しみます。
淡いピンク色の外観。繊細な泡がシュワシュワと立ち上ります。
ラズベリーやピンクグレープフルーツの爽やかな香り。非常にフレッシュで、飲みやすい辛口の味わいに仕上がっています。
印象的だったのは、余韻に広がるコクの深さ。実はこちらのワイン、36ヵ月もの瓶内熟成を経て出荷されています。シャンパーニュの最低熟成期間が15か月(ノンヴィンテージの場合)と考えると、その長さに驚きを隠せません。
また、ピノ・ノワール100%で造られているこのワインからは、鼻腔をくすぐる赤系果実やピンクペッパーのニュアンスが感じられます。ピノ・ノワール好きの方には、ぜひ楽しんで頂きたい1本です。
このワインにはどんな食事が合うだろうかと家の冷蔵庫を漁っていると、試してみたいものを発見。豆もやしのナムルです!
試してみたところ、ぴったりと調和。交互に口にすることで、ワインの旨みやピンクグレープフルーツの風味、コクが引き立ちます。
また、ヒレカツなどの揚げ物ともマッチしそうです。油分をシュワッとした泡が洗い流し、柑橘類を想わせる爽やかさとフレッシュな酸味が、味わいを引き締めてくれるでしょう。こちらは次回試してみたいと思います。
今日は一足先にグラスの中で春景色を楽しみました。
余談ですが、私が今までに見てきた桜の中で最も印象深く鮮明に覚えているのは、京都の平野神社。桜吹雪や夜桜など表情豊かな景色が懐かしいです。
まだ少し冷たい春風に当たりながらこのワインを飲むと、そんなことを思い出します。桜が満開になる頃に、このワインをまた飲みたいと思います。
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