ワインと美味しいものに目がないスタッフが集まるエノテカ編集部。盛り上がる話題といえば、最近飲んだワインの話。
この連載では、スタッフが購入したワインとそのワインを選んだワケをご紹介していきます。
今回ご紹介するのは、エノテカ編集部 籾山が雨の日に買ったという白ワインです。
特に予定のない週末。何をして過ごそうかと天気予報をみたとき、「雨予報」とわかると、なんだか贅沢な気分になります。
それは「たまには外出しないで、家でゆっくり過ごせば?」と言われているような気がするから。
いつもはせっかくの休日だし……とついつい外に出てしまいがちなのですが、先日ついに明日の休日は雨。一日中家で過ごすぞ!と決意。趣味の読書に時間をささげることにしました。
普段読書をするときは、友人がブレンドしてくれたハーブティーを手元に用意することが多いのですが、今回は少し贅沢をしようとワインをお供にすることに。
選んだのは、華やかな香りを持つ『リースリング・トロッケン / デンホフ』。リースリングの爽やかなアロマがリラックス感を演出してくれそうだと思い、仕事帰りに購入してみました。
いざ休日。朝起きてまずはさささっと掃除を済ませ、1日分の食事を用意。最低限の家事を済ませたら、思い切ってワインを抜栓です。
レモンや花の香りがグラスから漂い、それだけでふーっと肩の力が抜けていきます。マスカットのような爽やかな酸味で、雨のじめじめ気分もあっという間に吹き飛んでいきました。
雨の音をBGMに、読みたいなと溜めていたミステリー小説を2冊も読み終わり、ワインも気づけばなくなっていました。
どこに出かけた訳でもないけど、本の世界へ、ワインの世界へ、いつもより遠出したような気分に。こんな休日の過ごし方も贅沢でいいかも。そんな風に思わせてくれるワインでした。
紹介したワインはこちら