エノテカスタッフに、愛飲するワインとの出会いや思いを語ってもらう「スタッフ愛飲」。
今回はルミネ大宮店で店長を務める簗田さんに、スペイン・カタルーニャ産の白ワイン「ヴィーニャ・ジジ・シャルドネ」について語っていただきました。
お酒を飲めない10代の頃からワインに強く憧れを抱き、勉強を始めたという簗田さん。そんな彼にこのワインを愛飲している理由を尋ねました。
きっかけは先輩の接客
―今回ご紹介いただくワインを、愛飲するようになったきっかけを教えてください。
エノテカに入社して1年目の頃、当時は池袋東武店に勤務していました。
そこで先輩がお客様にこのワインをおすすめしているところを、たまたま目にしたんです。
先輩の説明が随分と熱心で、聞いているうちに美味しそうだな、自分も飲んでみたいなと思い購入したのがきっかけです。
先輩もこのワインが大好きだそうで、お客様にご紹介する際はつい力が入ってしまうのだと聞きました。
―先輩の接客がきっかけだったんですね。初めて飲んだときの印象はいかがでしたか?
すごくリッチな白ワインだなと思いました。
もともとボリュームのある白ワインが好きなのですが、このヴィーニャ・ジジ・シャルドネはそのボリュームに加えて、トロピカルフルーツのような果実味や樽の風味などもありすごく華やか。
この価格帯でこれほど素晴らしい白ワインはなかなか見つからないだろうなと思いました。
初めて飲んだとき以来、ずっとリピートしています。
愛娘を想い造られたワイン
―このワインの魅力はどんなところだと思いますか。
樽感が香りにも味わいにもしっかりと出ていていること、後味に塩味と若干のビターなニュアンスがあり引き締まった印象を受けること、それからトータルのバランスの良さが魅力だと思います。
また、こういった味わいはもちろんですが、ワインに込められた想いも魅力の一つだと思います。
―想いというと?
このワインは生産者の娘さんの名前がつけられているんです。
自分の子どもの名前がついたワインって、生産者にとってやっぱり特別なものだと思うんです。
栽培や醸造の過程で、娘さんの顔を思い出したりして「もっと美味しいものを造ろう!」と一段と気合が入ったりするんじゃないかなと。
私も娘が2人いるので、娘を想う父の気持ちがこのワインにもこもっているのかなと思うと、つい手が伸びてしまうんですよね。
―娘さんがいらっしゃるんですね。
今年4歳と2歳になる娘がいます。
私が帰るころには、娘たちは既に寝てしまっているのですが、最近は描いた絵を飾ってくれていて。
それを見ながら妻と一緒にこのワインを飲むのが至福の時間なんです。
―それは素敵!疲れも吹き飛びますね。
はい。ワインも一段と美味しく感じます。
ワイン単体でも食事と合わせても
―普段はこのワインをどのように楽しんでいますか。
「ワインとしっかり向き合いたい」という気持ちが強いので、基本的に食事やおつまみとは合わせずにワイン単体で飲むことが多いです。
このワインは、何かと合わせなくても十分に楽しめる、そんなまとまりの良さがあると思います。
冷蔵庫でしっかり冷やしてから徐々に温度を上げたりして、味わいの変化を楽しんでいます。
食事に合わせる場合は、シーフードグラタンが鉄板ですね。
―シーフードグラタン!このワインと相性良さそうですね。
ワインのコクと、後味に感じる塩味とビターな味わいが、シーフードグラタンとすごくマッチします。
ワイン単体でも、ちょっとコクのある食事と合わせても楽しんでいただけるので、このワインを飲んだことがないという方にはぜひ試していただきたいです!
目の前のワインにはどんな想いが込められているのか、想像しながら飲むのも面白いかもしれませんね。
ワインを愛する気持ちと、娘さんへの愛情が伝わってくるインタビューとなりました。
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