手間をかけずすぐに手に入るもので、ワインとのペアリングを楽しみたい。よくあるやつではなくて、ちょっと刺激も感じられたら最高。

そんな人にぜひお試しいただきたいのが、コンビニ食材で楽しむワインペアリング！

コンビニでいつでも手に入る食材に少しだけアレンジを加えた、ワインにピッタリな一皿をエノテカ若手スタッフがご紹介します。

今回は、白ワインに合うコンビニ食材ペアリングをご提案！

今回コンビニ食材ペアリングを探求するエノテカ若手スタッフ3名をご紹介します。

白ワインを試すならまずはシャルドネがおすすめ！ その中でも一押しが、天使のマークが印象的な「モンテス」が手掛ける1本です。

パイナップルやマンゴーなどのパッションフルーツの香り。柑橘類のような酸味、スッキリとしたピュアな味わいが特徴です。一口含めば一気にトロピカルな気分に♪

今回お試しするのはこちらの食材！ さて、白ワインに合う一皿とは一体……!?

スタッフそれぞれが白ワインとのペアリングを考えた一皿を考案。みんなで実食し感想を言い合いました！

先陣を切るのは、スタッフ・ゆう。レストランでのアルバイト経験もある彼が提案するのはどんな一皿なのか……？

ゆう「コンビニということで、すぐ作れるというのを意識しました。そこで思いついたのが缶詰。コンビニで目に付いたサバ缶で作ってみました！」

あや「缶詰を今までおつまみに使ったことがなかったので新鮮です！ 白ワインと合わせても臭みを感じませんね。」

ゆう「そうなんです！ そこが気を付けたポイントです！ レモン汁をかけることでサバの臭みが和らいで味が引き締まるかなと。」

まよ「さすが！ レモン汁が多めのほうが白ワインとより合うかも！ ワインの果実感が引き立つと思います。」

ゆう「オリーブオイルをかけても良いかもですね！」

ゆう「ああ、断然こっちのほうが美味しいです…！」

あや「より、“洋”な印象に変わりましたね。美味しい！」

まよ「レモンを多めにしてオリーブオイルをかけたことで、何にでも合うおつまみからワイン専用のおつまみになった感があります。」

ゆう「まさにそれ！ いろんなバリエーションがあると思うので、缶詰を変えても面白そうですね。」

まよ「では、次は私の考えた一皿を食べてみてください！ マンゴーっぽいトロピカルな印象を白ワインに感じたので、『マンゴーを使って、おしゃれに彩り良く！』をテーマに考えました。」

ゆう「マンゴーの甘みとワインの余韻が重なって『これぞペアリング！』という感じですね。」

あや「白ワインのレモンのような酸味と生ハムの塩気がよく合います。果実味を引き立てていますね。甘じょっぱくて美味しい！」

まよ「私、ブラックペッパーは思っている3倍くらいかけても良いかなと思っているんですが、どうですか？」

ゆう「もっとたくさんかけても美味しいと思います！」

あや「ブラックペッパーは多いほうが料理としてまとまる感じがありますね。」

まよ「料理に1本芯が通る感じですね！ 良かった！」

あや「じゃあ、最後は私ですね！ 白ワインの酸味が特徴的だったので、何かしらの酸を合わせるペアリングにしたくて。ポテトサラダを使った一皿を考えました。」

ゆう「ポテトサラダだけだとこの白ワインでは物足りなさを感じるので、生ハムが良い働きをしていますね！ これは組み合わせるべきだなと思います。」

まよ「逆に生ハムだけだと白ワインと合わせた時に生臭さが際立ってしまうと思うので、二つを合わせることで中和されているのかなと思います！ 美味しい！」

ゆう「マヨネーズの酸味とポテトサラダのクリーミーな味わい、生ハムの塩気でバランスが取れていますね。」

あや「良かった！ ブラックペッパーを振っても美味しいかも！」

まよ「ブラックペッパーのスパイシーさとレモンの酸味が合いますね！ 刺激的な感じが同調しているのかなぁ～。」

ゆう「生ハムをサーモンにしても合うかなと思いました！」

あや「いいね！ 美味しそう！」

まよ「どれも美味しかったですね！」

あや「レモン、ヨーグルト、マヨネーズ…と、3品に共通していたのは“酸味”。今回の白ワインと合わせるなら酸味とのペアリングがポイントかなと思いました！」

ゆう「ですね！ ペアリングのポイントは一緒でしたが、シーンに合わせて楽しめる3品ができましたね！」

エノテカ若手スタッフ渾身のコンビニ食材ペアリングが完成しました！

一人でしっぽり飲みたい時には「サバのレモン和え」、女子会には「フルーツサラダ」、そして食卓のもう1品にも使えそうな「ポテトサラダの生ハム巻き」、とシーン別で楽しめる3品です。

ぜひ手軽に手に入るコンビニ食材にひと手間を加えて、シーンに合わせたペアリングを楽しんでみては？ 毎日のワインタイムに、刺激と彩りを与えてくれること間違いなしです！