産地や品種、醸造家のストーリー。ワインの世界は知れば知るほど奥深い。でも、知識や作法にこだわらない、もっと気軽な楽しみ方があっていいはず!
「もし、そこにワインがあったら?」
普段はワインを飲まないシチュエーションに、ワインを取り入れたら何かが変わるのか、新たなワインの楽しみ方を見つけるための実験企画です。
第1回目はこちら
ラーメン大好き、貴島明日香さん
「中高生の時に鬼のように通っていたラーメン屋さんがあって(笑) そこで豚骨ラーメンの美味しさを知りました。それ以来、豚骨ラーメンが大好きで、替え玉もしちゃいます!」とラーメン事情を教えてくれました。
ラーメンと一緒にお酒は飲みますか?と質問すると「はい、絶対飲みますね!」と笑顔で即答。選ぶのはいつもビールかハイボールだと言います。
では、そこにワインがあったら?
ラーメンと一緒にワインを飲むのは初めてという貴島さんに、おどるわいん編集長の川畑が、ラーメンの風味に合わせたワインをご提案します!
豚骨ラーメンとワイン!?
今回、豚骨ラーメンがお好きな貴島さんのために、博多豚骨味のカップラーメンをご用意しました。
「ラーメンとワイン……やっぱり想像がつかないです。しかも、豚骨ですよ!?」と不安そうな貴島さん。
ご安心ください! ずばり、ラーメンとワインの相性はバッチリです!
ですが、やみくもに選んだワインではミスマッチな結果になることも。豚骨ラーメンの特徴から相性の良いワインを考えてきました。
ポイントは3つ!
香りが華やかすぎない
酸味が強すぎない
ラーメンの脂に負けない
ワインの香りが華やかすぎたり、酸味が強すぎたりすると、豚骨スープや麺の味わいを邪魔してしまいます。
だからといって、繊細なワインだと脂やこってり感に負けてしまうことも……そんなポイントを押さえて、3本のワインをご用意しました。
カップラーメン、そこにワイン
それでは実際に、ラーメンとワインのペアリングを体験していただきます!
【1本目】レ・パリエール オー・プティ・ボヌール・ロゼ
豚肉料理と相性の良いロゼワインなら豚骨ラーメンともイケるのでは!? と思い、チョイス。
特にこのロゼワインは酸味が穏やかで、果実の凝縮感や渋みが特徴。その味わいが豚骨のコクとマッチするはずです!
キリッと辛口なので、脂に負けずにスッキリ楽しめるのもポイント!
勢い良く麺をすする貴島さん。
「美味しい! めちゃくちゃお腹空いていたのでうれしいです!」とニッコリ。
「ん! 美味しい! 合いますね」と驚いた表情を見せました。
「後味がスッキリしているのでさっぱりします!」とラーメンとワインの相性に興奮気味。
【2本目】ピノ・グリージョ
2本目には、香りが華やかすぎない白ワインを。イタリアのピノ・グリージョという品種のワインで、香りがニュートラルなのが特徴です。
香りは穏やかに感じると思いますが、味わいは果実味が溢れるようなボリューム感があるので脂にも負けません!
豚骨ラーメンのこってり感との相性を考えました。
「うん! これも美味しい! もともと白ワインが好きなのでうれしいです。」
ラーメンを食べる手も止まらず、ペアリングを楽しみました。
【3本目】オレンジ・ゴールド
最後はこちらのオレンジワイン。幅広い料理に寄り添うと言われる懐の広さがオレンジワインの特徴です。
そんなフードフレンドリーなオレンジワインなら、豚骨ラーメンにも合うのでは。少し華やかな香りも豚骨の風味を邪魔することなく、渋みがコクとマッチするはずです!
「美味しい! オレンジワインってこういう味わいなんですね! たしかにちょっと個性的!」と初めてのオレンジワインを満喫。
「ラーメンと合わせても邪魔する感じはないです!」
こうして3種類のワインとラーメンのペアリングを楽しみながら食べ進め、あっという間に完食!
貴島さん、ラーメンもワインもすすんでましたね!
「豚骨ラーメンとワイン、合います。ビックリです!
今まであまり飲んだことがなかったロゼワインやオレンジワインを飲めて、楽しかったです。他のラーメンとワインの組み合わせもやってみたい!」
そんな貴島さんが選んだ、豚骨ラーメンに合うワインは「レ・パリエール オー・プティ・ボヌール・ロゼ」!
「このロゼワイン、個人的に好きな味わいでした! 美味しい!
ワインのフルーティーさと酸味、少しの渋みが豚骨のコクとよく合いました。
そしてキリっと辛口なので、こってり感をスッキリさせてくれて、箸休め的な感じで楽しめました!
プライベートでも飲みたい!」
レ・パリエール オー・プティ・ボヌール・ロゼ
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ピノ・グリージョ
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オレンジ・ゴールド
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