エノテカスタッフに、愛飲するワインとの出会いや思いを語ってもらう「スタッフ愛飲」。
今回は名古屋栄三越店で店長を務める篠原さんに、「シャトー・ロマサン・クール・ド・グレン・ロゼ」について語っていただきました。
見た目、味わいともに文句なしという鉄板のロゼワインです。
ロゼワインの美味しさに目覚めた1本
―まずは今回ご紹介いただくワインとの出会いを教えてください。
当時所属していた店舗でこのワインが初めて入荷したときに、購入して飲んでみたのがきっかけです。
その時はまだ入社してすぐだったということもあり、ロゼワインで5000円台のものを見たのはこのワインが初めてで、どんな味わいなのか純粋に興味が湧きました。
―以前からロゼワインは好きだったのですか。
いえ。今はすごく好きなのですが、ワインを飲み始めてすぐは「ワイン=赤か白」というイメージがどうしてもあって……。
周りが飲んでいる時に自分もいくつか試してみたこともありましたが、まだその美味しさに気づいていませんでした。
―ではこのワインを購入したのはある意味冒険だったのですね!
はい。正直奮発したなと思いました(笑)
でも実際に飲んでみると想像以上の美味しさに驚いたのを覚えています。
今までロゼワインは中途半端な飲み物と思い込んでいたのですが、赤ワインと白ワインのいいとこどりというか。やさしさと力強さの両方を兼ね備えるすごいワインだなと感じました。
見た目の美しさと期待以上の美味しさ
―このワインを好きな理由を教えてください。
まずはなんといっても見るだけで癒される綺麗な色合いですね。
ワインはやさしいサーモンピンク色、光が当たるとまるで宝石のようにキラキラと輝き、食卓にあるだけで気分が上がります。
さらに見た目の美しさに加えて旨味あふれる味わいもこのワインを好きな理由です。
グラスを近づけると日本の桜を連想させるような繊細でやさしい香り、飲むと果実の甘みやミネラル感など様々な要素が加わります。
そしてシャトー・ロマサン・クール・ド・グレン・ロゼのすごいところはそれぞれの要素が別々に主張してくるのではなく、全てが合わさって一つの旨味として伝わってくることです。
飲んだ後もその旨味がじわじわと口の中に広がっていき、長い余韻を楽しむことができます。
―このワインはどのような時に楽しんでいますか?
普段飲みというよりは、ここぞという大事な時に飲んでいます。
大切な友人との食事会や、お祝いなど節目の時に楽しむことが多いですね。
料理との相性も抜群なので、乾杯から食後までじっくりと時間をかけて楽しむことができます。
友人宅にお邪魔する際の手土産には必ずと言っていいほどこのワインを持っていきますが、今まで外したことのない強い味方です!
見た目の美しさはもちろん、飲むと期待以上の美味しさだと感動してもらえます。
和食との相性が抜群
―料理との相性も良いとのことですが、おすすめのペアリングはありますか?
どんな料理にもオールマイティーに楽しめるのですが、おすすめは和食です。
この繊細な色合いは色彩を大事にする日本の食文化との共通点を感じますし、なにより和食に使われる出汁との相性がとても良くて……!
特に大根の塩煮は簡単なのでこのワインとのペアリングをぜひ試していただきたいです。
―大根の塩煮!どんなお料理なんですか?
大根をカツオや昆布でとった出汁でじっくり煮込み、塩で味を調えたシンプルな料理です。私がよく行く飲食店で教えてもらった料理で、この出汁の旨味が大根に染み込んでいてとても美味しいんですよ!
ワインも出汁と共通する旨味をたっぷり感じられるので、“旨味+旨味”の相乗効果でお互いを引き立ててくれます。
ちなみにペアリングを楽しむ時のワイングラスですが、少し大ぶりのグラスに注ぐと香りや味わいがよりしっかりと感じられ、料理にも寄り添ってくれるのでおすすめです。
この取材前日にも、いきつけの和食店で鯛の昆布締めと合わせて楽しんだという篠原さん。
取材の中でもシャトー・ロマサン・クール・ド・グレン・ロゼの美味しさを知ってもらいたい、という熱い想いが伝わってきました。
普段ロゼワインをよく飲む方もそうでない方も、華やかな色合いとそれに負けない美味しさを備えたこのロゼワインで素敵な時間を過ごしてみてくださいね。
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