私の至福の時間は、休日の夜にひとりで楽しむおやつタイム。

夜に甘いものを食べることへの罪悪感を抱きつつも、たまにはこういう日があってもいいよねと自分に言い聞かせ、ひとり時間を楽しむのが密かなブームとなっています。

とある休日の夜。夕食の片づけを終え、ひと段落したらお楽しみの時間です。

最近は暖かい部屋でバニラアイスを食べるのがお気に入りで、たいてい自宅の冷凍庫に2～3個常備しているほど。今日のおやつもバニラアイスの予定でしたが、何か一工夫できないものか。

そんな都合よく見つからないよな、と思いつつもキッチンを物色していたところ冷蔵庫で発見したのが、イタリアの甘口ワイン『カステッロ・ディ・アマ ヴィンサント』。

寒くなってくると濃厚な甘口ワインが恋しくなりそう、と思い少し前に購入しておいたのですが、普段の家飲みワインは辛口ワインが多いこともあり冷蔵庫に冷やしたまますっかり忘れていました。

バニラアイスとの相性も良さそうだし、試してみる絶好の機会！早速抜栓して飲んでみることにしました。

小ぶりのグラスにワインを注ぐと、まずは一口。

ドライフルーツを思わせるような凝縮した果実味に、キャラメルを連想させるコクのある甘みとほろ苦さ、炒ったナッツの香ばしさなど、様々な味わいが口の中に広がります。

余韻も長く、少し飲んだだけなのにいつまでも楽しんでいられそう。予想以上に複雑な味わいと満足度の高さに驚きです。

しばらくしてバニラアイスも冷蔵庫から取り出しパクり。ワインと合わせると、濃厚なバニラアイスに香ばしさやビターな要素が加わり一気に大人味に。ワインの程良い酸味との相性も抜群です。

アイスを食べきった後も甘口ワインだけでちびちびと楽しみ、ひとり時間を満喫。

極上の甘さに癒され、いつも以上に満足度の高いおやつタイムとなりました。