もうすぐクリスマス!仲間とホームパーティーを計画し、わいわい楽しみたい!と考えている方も多いのではないでしょうか。
そんな時に欠かせないのは、何と言ってもテーブルを華やかにする美味しい料理とワイン!それぞれが美味しいことはもちろん、その料理とワインの相性が良ければ文句なしですよね。
そこで今回はお店でも手軽に購入することのできるクリスマスの定番メニュー、フライドチキンとワインのベストペアリングを見つけるため、実証実験を行います。
目次
試したワインはこちら
ワインはタイプ別に以下の6種類を選びました。
早速検証!
早速検証開始です!
事前にペアリング予想を行ったところ、ベストペアリングとなるのはフライドチキンの衣のスパイシーさとの相性を考え①微発泡赤(甘口)、鶏肉を油で揚げた香ばしさや食べた時のボリューム感から③コクあり白が合うのではという意見が出ましたが、どうなるのでしょうか……?
検証の結果はいかに……?!
全てのワインとの検証結果を表にまとめると次の通りです。
①微発泡赤(甘口) | ②スッキリ白 | ③コクあり白 | ④ロゼ | ⑤果実味たっぷり赤 | ⑥フルボディ赤 |
◎ | ◎ | △ | △ | △ | 〇 |
◎…ベストペアリング! 〇…おいしい △…もう少し ×…微妙
今回のペアリングのポイントは、フライドチキンの鶏肉部分のジューシーでコクのある味わいと衣の部分のスパイシーな要素との相性。
特に鶏肉は牛肉や豚肉などの他のお肉と比べて淡泊な味わいのため、いかに鶏肉の旨味を引き出せるかが焦点となりました。
検証の結果、フライドチキンとのベストペアリングワインは①微発泡赤(甘口)と②スッキリ白に。
①微発泡赤(甘口)に関しては程良い甘みとスパイシーさが、②スッキリ白はキリっとした酸味とミネラル感がフライドチキンと上手くマッチし、美味しさを引き立ててくれました。
予想に反してベストペアリング!②スッキリ白
ここからはベストペアリングとなったワインとフライドチキンとの相性について、詳しく解説していきます!
まずは予想に反してベストペアリングとなった②スッキリ白!
リースリングから造られるこのワインは、ハーブの爽やかな香りと柑橘のさっぱりした果実味が特徴です。
実際に試してみると、ワインのスッキリした酸味やハーブの清涼感が鶏肉のジューシーな旨味や甘さを引き立ててくれ抜群の相性。
また、フライドチキンの衣のスパイシーな部分にはリースリングのピリッとしたミネラル感が上手く合ってくれました。
フライドチキンのこってりした味わいも②スッキリ白を飲むことで口の中がさっぱりし、またフライドチキンを食べたくなるという無限ループに!意外なペアリングに驚きました。
大勢でのパーティーにピッタリ!①微発泡赤(甘口)
続いてペアリング予想が見事的中した、①微発泡赤(甘口)。
このワインはランブルスコ・グラスパロッサ種から造られ、熟したカシスの濃厚で甘みのある果実味と程良い渋みやスパイシーさが特徴です。
合わせてみるとフライドチキンの衣の部分のスパイシーさにワインのスパイスのニュアンスがマッチ。さらにワインの甘みと程良い渋みが鶏肉の旨味を包み込んでくれました。
またフルーティーで親しみやすい味わいのため、大勢で集まるクリスマスパーティーなどの乾杯酒としてもピッタリ!普段はワインをあまり飲まない方も含め多くの人が楽しめるペアリング、という意見で一致しました。
ペアリング予想で挙がった③コクあり白は……?
一方、同じくペアリング候補として挙がっていた③コクあり白は残念ながらペアリング成立ならず。
予想段階ではこのワインの樽熟成によるふくよかでコクのある味わいと、鶏肉のジューシーさや高温で揚げることによる香ばしさとマッチするのではないか考えましたが、試してみると意外とペアリングは成立せず……。
白ワインの樽由来の甘みのある味わいがフライドチキンのスパイシーな要素を覆ってしまい、ぼやけた印象になってしまいました。
また鶏肉はお肉の中でも淡泊な味わいのため、一緒に合わせるとワインの方が強く感じてしまうという結果に。
全く合わないというわけではないものの、お互いを引き立てることはできませんでした。
まとめ
一口に「ペアリング」と言ってもワインの種類や味わいによってその合わせ方は様々。
今回見つかったベストペアリングのワイン以外にも、相性の良い組み合わせは他にも見つかりそうだと感じる実証実験となりました。
大人数での集まりなど、いろいろなワインを持ち寄って自分のNo.1ペアリングを探ってみるのも面白いかもしれません。
クリスマスにフライドチキンを食べるという方は、ぜひワインとのペアリングも楽しんでみてはいかがでしょうか?
ベストペアリングはこちら
この商品はこちら
この商品はこちら