エノテカスタッフに、愛飲するワインとの出会いや思いを語ってもらう「スタッフ愛飲」。
今回は小田急新宿店で店長を務める横見さんに、「レ・ディフェーゼ」について語っていただきました。
親しみやすく飲み手を選ばないという赤ワインです。
若き日の思い出ワイン
―今回ご紹介いただくワインとの出会いについて教えてください。
私が入社して間もない頃なので、10年ほど前になりますでしょうか。イタリアフェアでレ・ディフェーゼを販売することになり、テイスティングしたのが最初の出会いです。
味わいの確認が目的だったため飲んだ量は小さなグラスに半分程度だったのですが、渋みと果実の味わいのバランスが完璧で。テイスティングとしてではなく、大きなグラスでじっくりワインに向き合いたくなるくらい、その美味しさに驚きました。
この感動をいろんな人に伝えたくて、その場で当時の店舗の店長に「仕入れたワインは全部売ります!」と宣言してしまいました。
―それほど美味しかったのですね!結果はどうだったのでしょうか……?
最初に仕入れたワインは宣言通り全て販売し、さらに1週間の期間中に3度完売するという予想以上の結果となりました!
初めて飲んだときの衝撃と有言実行できたという達成感で、あの時の記憶は今でも鮮明に残っていますね。
ちなみに私自身もその時の美味しさが忘れられず、フェアが終わってすぐまとめ買いしました。
そしてそれからというもの、何かあればこのワインを購入して飲むようになり、今でも私のお気に入りのワインとなっています。
飲み疲れなし!何杯飲んでも飲み飽きない美味しさ
―このワインの魅力はどんなところでしょうか。
何回飲んでも飽きがこないところです。
カベルネ・ソーヴィニヨンの程良い力強さにサンジョヴェーゼ由来の滑らかな酸味のバランスが本当に絶妙で、飲み疲れせず1杯、2杯、3杯……と飲めてしまいます。
何人かで楽しむ時はもちろん、休日に一人で飲む時もたいていその日のうちに飲み切ってしまうんですよ。
他のワインを飲む時は数日かけて飲むことも多いですが、このワインだけは例外ですね。
抜栓してすぐ飲んでも美味しいというもあるのですが、正確には気づいたらなくなってしまっている、と言う方が正しいかもしれません……!
単体でももちろん美味しいんですが、料理とも合わせやすいのも魅力の一つです。
―おすすめのペアリングはありますか?
素材の味わいを引き立ててくれるようなバランスの良さが魅力なので、シンプルに塊のお肉に塩コショウして焼いたものと合わせるのがおすすめです!
お肉の脂の甘みとこのワインの程良い渋みと果実味が絶妙にマッチして最高のペアリングになります。
また赤ワインは冷やさないイメージを持っている方も多いと思いますが、このワインは口当たりが良いので、少し冷やしても心地良く飲めます。
冷えているうちは飲み心地の良さを、徐々に温度が上がって来たらベリー系の華やかな香りと味わいを楽しむことができますよ。
誰が飲んでも美味しいと感じてもらえるワイン
―普段はどのように楽しんでいますか?
本当にいろんなシチュエーションで飲むのですが、仲間と集まってワインを持ち寄る時には必ずと言っていいほどこのワインを持っていきます。
親しみやすい味わいも魅力の一つなので、普段からワインをよく飲む人はもちろん、最近ワインを好きになった人にも美味しいと言ってもらえるんです。
―飲み手を選ばないワイン、良いですね!
そうなんです!ワインが進むと自然と会話も弾むので、どんなところが好きなのか、とか時間が経つにつれ味わいが変化してきたね、とか。いつも肩肘張らずにあーだこーだ言いながら飲んでいます。
飲み終わる頃には皆このワインを好きになっていて。一つのものを共有することの楽しさを感じさせてくれるワインだなと飲むたびに感じます。
最近は自宅にお惣菜を買い込み、このワインをじっくりと楽しむのが至福の時間という横見さん。
終始ニコニコと、このワインへの愛を語ってくれました。
フレンドリーで飲み手を選ばないその味わいは、家飲みや友人とのホームパーティーなどいろいろなシーンで大活躍!皆さんもぜひこの機会に楽しんでみてくださいね。
今回紹介したワインはこちら
この商品はこちら