「フランスの庭」と呼ばれ、古城が点在する風光明媚なワイン産地として知られているフランス・ロワール地方。ロワール河流域に広がる四つの区域から、様々なタイプのワインが造られています。
この地域ではどんな料理が親しまれているのでしょうか。今回はおうちで作れるロワール料理レシピをご紹介します。
気軽にワインと合わせてマリアージュを楽しみましょう。
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アスパラガスのムースリーヌソース
豊富な食材が採れるロワール地方の中で、代表的な野菜の一つがアスパラガス。湯がいたアスパラガスに、卵をムース状に仕立ててふんわりとしたソースをたっぷりとかけていただきます。
少し手間をかけて作るソースの味わいは格別です!爽やかなワインが進みますよ。
【材料 2人分】
アスパラガス 6本(グリーン・ホワイトどちらでも可)
卵 1個
フレンチマスタード 小さじ1
オリーブオイル 60ml
レモン汁 小さじ1
塩 適量
こしょう 少々
【作り方】
1.卵白と卵黄に分ける。卵白はツノが立つまで泡立てる。
卵黄とフレンチマスタードをよく混ぜ、オリーブオイルを少しずつ加え、途中でレモン汁も加えてもったりとするまで混ぜる。
(オイルは、なるべく線を垂らすように少しずつ加え、都度混ぜて分離させないようにする。)
2.メレンゲを潰さないように、全体を優しく混ぜ合わせ塩こしょうで調味する。
3.アスパラガスは皮むきし、3~4分ほど湯がき、水気を切る。
4.お皿にアスパラガスをのせ、ソースを添える。
合わせるワインは、ロワール地方を代表する白ワインの一つ、サンセール。ソーヴィニヨン・ブランの爽やかな香りと酸味がアスパラガスによく合います。
たっぷりとソースを絡めてアスパラガスを口に運べば、思わずワインに手が伸びるでしょう。
卵白を使用するとふわりと軽やかに、生クリームに代えると濃厚な味わいになります。
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豚肉のソテー プルーン添え
野菜や果物の生産が盛んなロワール地方では、メイン料理に果物を使用することもあります。
こちらは豚肉をソテーして、赤ワインで煮詰めたプルーンのソースを添えており、赤ワインの酸味とコク、プルーンの甘みがジューシーに味わえる1品です。
豚肉は牛肉に代えても、さらに豪華に仕上がります。
【材料 2人分】
豚フィレ肉 300g
バター 20g
塩 適量
こしょう 少々
ドライプルーン 8個
赤ワイン 100ml
生クリーム 30ml
ローズマリー 1~2本
【作り方】
1.プルーンを赤ワインに漬け、一晩置く。
2.豚肉の両面に塩をする。フライパンにバターとにんにく、ローズマリーを入れ、豚肉を両面焼き、火を通す。一度取り出しておく。
3.2のフライパンに1を入れ、半量になるまで揺すりながら煮詰める。
煮詰まったら、生クリームを加えて伸ばし、塩で調味しソースを作る。
4.豚肉にソースを添えて、できあがり。
ロワール地方の赤ワインの代表と言えば、カベルネ・フラン。スミレのような華やかな香りや、タンニンが強すぎないエレガントな味わいが食事に合わせやすい赤ワインです。
豚肉の脂身のもつ甘みや香ばしい香りに、カベルネ・フランのフルーティーさもピッタリ。大満足なメイン料理で、食べながらさらに食欲が沸いてきます。
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クレーム・ダンジュ
クレーム・ダンジュは、生クリームのコクと滑らかさ、チーズのとろりとした口溶けが病み付きになるデザートです。
通常はフロマージュ・ブランというフレッシュチーズを使って作るクレーム・ダンジュですが、今回は簡単にクリームチーズと、最近手軽に購入できるギリシャヨーグルトを使用しました。混ぜて冷やすだけでとても簡単にデザートができますよ。
【材料 ココット2個分】
クリームチーズ 150g
ギリシャヨーグルト 100g(水切りヨーグルト)
生クリーム 100ml
砂糖 20g
お好みのジャムやフルーツソース 適量
【作り方】
1.室温に戻しておいたクリームチーズと、ギリシャヨーグルト、砂糖を加えよく混ぜる。
2.ボールに生クリームを加え、八分立てに泡立てる。
3.1と2を混ぜ合わせる。
4.ココットにガーゼを敷き、2等分して2を入れる。
5.輪ゴムや紐でしっかりと絞り、ザルやすのこなどの上にのせる。冷蔵庫で3時間ほど冷やす。
6.器に盛り、お好みのジャムやフルーツソースを添える。
デザートタイムには、ロゼワインはいかがでしょう。万能なロゼワインはスイーツにもピッタリ。
少し甘めのスティルタイプのロゼワインはもちろん、ロゼスパークリングワインでもおしゃれなひとときが演出できますよ。
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まとめ
フランス料理というと身構えてしまいますが、なるべく手軽にワインと楽しめるような料理の3品をご紹介しました。
ぜひ、お気に入りのロワールワインと合わせてみてくださいね。脳裏にロワール河の景色が思い浮かぶかも?!素敵なワインタイムをお楽しみください!
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