大切な人との特別な食事での1杯も、疲れた1日の終わりに飲む1杯も、ワインはその時の気持ちに寄り添い、心を豊かにそして落ち着かせてくれる存在です。
また1杯のワインがいつもの日常にちょっとだけ彩りを与えてくれます。
そんなワインのある暮らしを覗いてみませんか?エノテカスタッフの生活に馴染んだワインのある暮らしをお伝えします。
著:宮澤 玲二
ワインショップ・エノテカ たまプラーザ店スタッフ。 東京都出身。休日は趣味のテニスやゴルフ、ショッピングにサウナなど朝から晩まで予定を入れて、アクティブに過ごしています!
休日の過ごし方を尋ねられると、「忙しいね~!」と驚かれることがあります。朝から晩まで予定をびっしりと入れ、分刻みで動いているからでしょうか。
できるだけ無駄な時間を削りたいという気持ちから、ついせかせかと行動してしまいます。こんなせっかちな私ですが、時間が経つのを忘れる程夢中になっていることがあります。
それは、大好きなワインとファッションを一緒に楽しむことです。
2年程前から、洋服や靴などファッションにハマっています。YouTubeでパリコレやハイブランドのランウェイショーを見たり、ファッション誌で最新のトレンドをチェックするが毎月のルーティン。
そして、この“ファッション時間”に欠かせないのがワインです。
なぜワイン?と思われる方もいらっしゃるでしょう。私だけかもしれませんが、ワインがあるのとないのとでは、ファッションに対する発想力が全く違うんです。
例えば、一見着こなすのが難しそうなアイテムも、ワインを飲んでリラックした状態だと「こんな風に着こなしたらお洒落だな」「自分のスタイルに取り入れられるかも」とアイディアがどんどん浮かんできます。
この時間がとにかく楽しくて毎回何時間も費やしてしまうので、ワインは時間変化を楽しめる赤ワインを選ぶようにしています。
時間と共に複雑になっていく香りと、一体感が増してくる味わいを楽しみながらファッションについて思いを巡らすこの時間は、幸せ以外の何物でもありません。
ちなみに私の父も大のファッション好き。先日ワインを一緒に飲んでいたときにデニムの話で大盛り上がりし、気づけばワインボトルが空になっていました。
ワイン好きもファッション好きも、父から遺伝したのかもしれません……!
今月はパリコレが開催されるので、ワイン片手にチェックするのが今から楽しみです。
これが私のワインのある暮らしです。