ワインを飲みたい日。様々なシーンが思い浮かぶでしょう。
うれしいときも辛いときもワインはそっと寄り添ってくれる存在です。
ここではワインが進み、心が満たされる。そんな“わいん泥棒”なレシピをご紹介します。
今回は良いことがあった日に食べたい、ちょっぴり特別感のある一皿です。
レシピを教えてくれたのは、長谷川あかりさん
長谷川あかり(料理家・管理栄養士) 『なんでもない日を幸せにする、シンプルで豊かなごはん』をテーマに、食べ疲れないのにちょっぴりおしゃれで自己肯定感の上がる“新しい家庭料理”のレシピをSNSや雑誌等各種メディアで発信中。
特別感のある一皿
仕事で上司に褒められた、いつもより家事が捗った――。日常にあるちょっといいこと。
そんな日は自分にご褒美をあげるように、普段より贅沢な食材を使って自身をおもてなししてあげましょう!
ほたてと白菜のレモンクリーム煮
スーパーでも手に入る刺身用ほたてをたっぷり使った、あったかレシピです。
身も心も温まる料理を堪能しちゃいましょう。
【材料 1人分】
刺身用ほたて 80g
白菜 200g
オリーブオイル 小さじ1
白ワイン 大さじ1
生クリーム 100ml
レモン 適量
塩 適量
1.白菜は1.5㎝幅に切る。ほたてに塩少々を振っておく。
2.オリーブオイルをフライパンに中火で熱し、白菜を加え、塩少々を振る。白菜がくたっとするまで炒めたら、白ワインを加えて強火でアルコールを飛ばす。
3.生クリームを加え煮たたせたら、ほたてを白菜の上にのせ、蓋をして弱火で4分蒸し煮する。器に盛り付け、レモン汁を少々かけて完成。
ほたての旨味が広がるクリーミーな一皿が完成しました。まろやかな味わいに心がホッとします。
最後にレモン汁をかけることで料理に爽やかな味わいが広がり、良いアクセントに。
ワインを合わせるならコクのある白ワインがおすすめです。豊かなフルーツの香りやバターのようなニュアンスがクリーミーで濃厚なレモンクリーム煮によく合います。
文=川畑あかり