休日に作って食べたい、男心をくすぐる料理とワインとの最高の組み合わせをご紹介します。
おとこのワイン飯で、あなたのワインタイムをもっとスペシャルなものに変えてみませんか?
今回は濃厚な赤ワインに合う、ミートソースパスタのレシピをご紹介します。
レシピを教えてくれたのは、豪ノ皿さん
豪ノ皿―プロの飲兵衛― 料理家 酒飲みによる酒飲みのためのレシピをSNSで発信中。 日本酒、ビール、焼酎、ウイスキーなんでも好きだが、1番好きなのは群を抜いてワイン。
ナスとキノコのミートソースパスタ
今回、豪ノ皿さんに教えてもらったミートソースのレシピは、煮込まない代わりに食材の炒め方がポイントとのことです。
豪ノ皿さん
ひき肉はしっかり焼色がつくまで、ナスとキノコも水分を出しながら焼色をつけて炒めます。 トマトも水分が飛ぶまで炒めてから調味料と合わせるとグッと深い味わいが生まれます。 コンソメもチーズも使わずに驚くほどコクのあるミートソースに仕上がりますよ!
【材料 1人分】
パスタ麺 100g
牛豚合いびき肉 70g
ナス 1本
ぶなしめじ 1/3株
トマト缶 150g
オリーブオイル 大さじ1
A赤ワイン 大さじ3
Aみりん 大さじ2
A醤油 大さじ1
A砂糖 小さじ1
Aにんにく 1片
A黒胡椒 適量
【作り方】
1.しめじは石突を切り落としたら割いてバラバラにする。ナスはヘタを落として縦半分にカットして斜めにスライスする。にんにくはすりおろし、Aを合わせておく。
2.フライパンにオリーブオイルを引き、ひき肉に焼き目が付くまで焼く。その際片面にひとつまみの塩(分量外)を振る。焼き目が付いたら裏返す。
3.両面焼けたら取り出して、しめじとナスを中火で炒める。この時、しめじとナスにも塩ひとつまみ(分量外)を振る。
4.しっかり焼色がついたらひき肉を戻して崩しながら炒め、トマト缶をいれる。トマトを潰して水分を飛ばす。
5.合わせたAを入れてアルコールが飛ぶまで混ぜる。
6.麺を茹でる(湯量に対し1%の塩を入れる)。表示時間より1分短く茹でた麺とお玉1杯の茹で汁をフライパンにいれて和え、お皿に盛り付けお好みでパセリなどを載せて完成。
食材の炒め方を工夫することで、煮込まないのにコクがあるミートソースが完成しました。
簡単なのに本格的なパスタです。濃厚な赤ワインとよく合います。
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豪ノ皿さん
トマトの酸味が残りつつ、キノコの土っぽさ、ナスの青さが生きるソースが、パラッツォ・デッラ・トーレにピッタリです。 ワインが持つ干しブドウのニュアンスが、みりんや砂糖を使った甘みのあるソースに寄り添います。
コク深いミートソースパスタとパラッツォ・デッラ・トーレの最高のペアリングをお楽しみください。
文=川畑あかり