大切な人との特別な食事での1杯も、疲れた1日の終わりに飲む1杯も、ワインはその時の気持ちに寄り添い、心を豊かにそして落ち着かせてくれる存在です。
また1杯のワインがいつもの日常にちょっとだけ彩りを与えてくれます。
そんなワインのある暮らしを覗いてみませんか?エノテカスタッフの生活に馴染んだワインのある暮らしをお伝えします。
今回はスタッフの自然とワインとともに過ごす時間をご紹介します。
著:横山 しおり
ワインショップ・エノテカ 渋谷ヒカリエShinQs店スタッフ。 社会人2年目。20歳の誕生日に父からワインをプレゼントされたことをきっかけに、ワインに興味をもつように。専らアウトドア派で、小さい頃から野球観戦が好き。
近所にある海岸は、私にとって特別な場所です。大学生の頃から、仲の良い友人たちと集まっては海辺でコーヒー片手にひたすらおしゃべりをしたり、大好物のアサイーボウルを食べたりしていました。
なんてことのないことに大笑いし、時には悩みを打ち明け合う。そんな時間が私たちにとって至福のひとときでした。
社会人になってからも、この習慣は変わりません。お互い忙しく過ごしている中で月に一度のペースで会うのがやっとですが、そのたびに以前と変わらず楽しい時間を過ごしています。
最近の出来事や仕事の話、それから趣味や旅行の計画など話題はつきません。何でも話せる友人がいることの幸せを、社会人になってからますます実感しています。
私がこの会社に入社して以来、集まる際にワインやおつまみを持ち寄るようになりました。
最近、ドイツ語で“夏”を意味するゾンマーと名付けられた白ワインを持って行ったところ、おしゃれなボトルと爽やかな味わいに友人たちも大喜びしてくれました。
ワインを飲んでいると、普段は言えないような素直な気持ちも自然に出てきて、会話はさらに盛り上がります。波の音をBGMに、美しい海を眺めながら友人たちと過ごす時間は、心身ともにリフレッシュできる貴重なひとときです。この時間が私たちの絆を深めてくれているような気がします。
これからも、大好きな友人たちとの笑顔あふれる時間を大切にしたいと思います。これが私のワインのある暮らしです。