わたしたちが日頃飲んでいるワイン。このワインを造った生産者はどんなものが好きで、どんな風に仕事をしているのか気になったことはありませんか?
ワイン造りから私生活まで、生産者の素顔に迫ります。
ジェニー・ワグナーさん/エモロー
生年月日:1988年1月5日 出身地:アメリカ/ ナパ・ヴァレー 「家族と過ごす時間が大好き!仕事のリフレッシュになっています!」
エモローとは?
アメリカ・カリフォルニアの名門、ワグナー・ファミリー・オブ・ワイン。創業者チャック・ワグナーさんの娘ジェニーさんがワインメーカーを務め、高品質なソーヴィニヨヨン・ブランとメルロを生み出すブランドがエモローです。
幼少期はブドウ畑が遊び場だったと語るジェニーさん。ファミリービジネスであるワイン造りには早くから興味を持ち、最高の品質を追求するため、“学び続けること”を信念としています。今回は、そんな常に進化を続けるワインメーカーのジェニーさんにお話を伺いました。
ワイン造りのきっかけ
家族はみなナパ・ヴァレーにルーツを持ち、私もナパ・ヴァレーで生まれ育ちました。子ども時代は父と一緒にブドウ畑によく遊びに出かけましたし、ディナーには、いつもワインがテーブルに置かれ、私たち子どもは少しだけワインを口にしてよいことになっていました。
そんなワインが身近にある日々が、ワイン造りに興味を持ったきっかけです。今ではポマス( 搾りかす) の香りが漂い、誰もが収穫の高揚感を味わう秋が一番好きな季節になりました。
お気に入りのペアリング
どのワインもお気に入りで、プールサイドでリラックスしている時にはソーヴィニヨン・ブランを選びますし、ディナーでステーキを楽しんでいる時にはメルロを選びます。トマトとブッラータのサラダ× ソーヴィニヨン・ブランの組み合わせは、チーズのクリーミーさがワインの酸味とよく合い、フレッシュさが際立つのでよくリピートしています。
よりよいワイン造りのために
何千年もの歴史があるワインですが、それでも常に新鮮に感じます。他の生産者のワインや、州内の異なる地域、さらに他の国のワインを飲むことは趣味であり、よりよい品質を求めるうえで欠かせないことです。新鮮な気持ちでいろいろなワインをテイスティングすることは、柔軟な考えを持つことにつながると思っています。