【長谷川あかりのわいん泥棒】オレンジワインと鶏ささみのふんわりから揚げ

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ワインに合うレシピ
公開日 : 2025.4.23
更新日 : 2025.4.23
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わいん泥棒メイン画像

ワインを飲むなら白ワイン一択だった私がすっかりオレンジワインの沼にハマってしまったのは25歳を過ぎたころ。大人っぽい雰囲気の中華料理屋さんで、名物の麻婆豆腐と「一緒にどうでしょう?」と提案されたことがきっかけだった。


勧められるがまま注文したのはいいものの、実はオレンジワインについてほとんど知識がなかった私。「オレンジから造ったお酒?」と、全くお酒を飲まない夫からの素朴な疑問にも答えることができず、かといって今さら店員さんに聞くのもなんだか恥ずかしくて、机の下でこそこそ検索…(便利な時代で本当に良かった)。


「オレンジワインは白ブドウを使って赤ワインのように造ったオレンジ色のワイン。白ワインのような香りと赤ワインのような渋味、苦味を併せ持っている。」


つまり、白ワインと赤ワインのいいところ取り。欲張りな私にピッタリのワインではないか。この時点で好き確定。


いただいたオレンジワインはふくよかでスパイシー、コクがあるのにしつこさがない。麻婆豆腐の「痺れ」の香辛料とも相性抜群。


なんという包容力。これまでワインとはあまり合わないだろうなと思い込んでいたお料理たちもオレンジワインだったら全部丸ごと受け止めてくれるのではないかと、考えるだけでワクワクした。


そして味わいだけではなく、その美しい琥珀色にも心を奪われた。しばらくしてオレンジワイン色の色石リングを奮発して買ってしまうほどに…オレンジワイン沼は深い。

オレンジワイン色の色石リング

わいん泥棒なレシピ:鶏ささみのふんわりから揚げ

鶏ささみのふんわりから揚げ

今回ご紹介するのは、鶏ささみでつくるふわふわ軽やかな“つまみ”から揚げ。


卵入りの厚い衣をまとわせじっくり揚げるから、ささみがパサつかずしっとりジューシー。トッピングのフレッシュなおろし生姜の風味がささみの淡泊できれいな旨味を引き立てる。


合わせるワインの味わいによっても表情が変わるのはシンプルなレシピだからこそ。お好みでポン酢をかければ完璧。

【材料 2人分】


鶏ささみ 4~5本(250g)

醤油 小さじ2

A卵 1個

A片栗粉 大さじ3

A小麦粉 大さじ3

A水 大さじ1

A塩 小さじ1/4

植物油 適量

おろし生姜 適量

ポン酢 適量

鶏ささみのふんわりから揚げ_材料

【作り方】


1.鶏ささみは3等分のそぎ切りにし、袋に入れる。醤油を加え、ささみが醤油を吸うまでよく揉みこむ。

鶏ささみのふんわりから揚げ_工程

2.1の袋にAを入れ、しっかり揉んで混ぜ合わせる。10分ほど冷蔵庫で寝かせる。

鶏ささみのふんわりから揚げ_工程

3.深めのフライパンに、底が隠れるくらいの油を注ぎ、中火で熱する。油の温度が上がったら、2のささみを袋から取り出して入れ、袋に残った衣を上からかける。

※袋の口をはさみで短く切ると肉や衣を取り出しやすいです。


4.1分半~2分ほどして下面が固まってきたら裏返し、弱めの中火で約3分半揚げる。強火にして両面をカラっと揚げたら、バッドに取り出して油を切る。

鶏ささみのふんわりから揚げ_工程

5.おろし生姜をたっぷりと添え、お好みでポン酢をつけていただく。

鶏ささみのふんわりから揚げ

オレンジワインの程良い酸味とオレンジピールのようなほのかな苦みが、あっさりとしたから揚げをより一層おいしく感じさせてくれる。ポン酢とも相性がよく、口に残る余韻までおいしい。


自分へのちょっとしたご褒美にお気に入りのオレンジワインを開けて、揚げたてと一緒に楽しみたい。

今回合わせたワインはこちら

ラ・カウザ・ナランホ
750ml

ラ・カウザ・ナランホ

  • アロマティック&フルーティー

  • 2021

    2,640

    (税込)

動画で作り方をチェック

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