いよいよ夏本番！湿気の多い日本の夏は、外にいるだけでも汗をかきますよね。

情熱の国、スペインは日本と同じく四季があり、日差しが照りつける猛暑日が続きます。そんなスペインには、夏に嬉しいワインを使ったカクテルが様々あり、現地で楽しまれています。

今回は、そんなスペインのワインカクテルの作り方を紹介します。暑い夏を乗り越えるワインカクテルを、ぜひ作ってみてくださいね！

スペイン発祥のサングリア。ワインに数種のフルーツを入れ、甘みを加えたカクテルは、ワイン初心者でも気軽に楽しめます。

スペイン語の「Sangre（サングレ）＝血」が由来とされている、情熱の国らしいワインカクテルで、日本でも人気のカクテルです。

赤ワインで作るサングリアが定番ですが、赤ワインだけではなく、白ワイン、ロゼワインのサングリアもおすすめ！赤ワインのサングリアよりも渋みがないので飲みやすくなります。

それぞれに合うフルーツを加えながら、自分好みのサングリアを作ってみてくださいね。

赤ワインとコーラで作るカリモーチョは、スペインで大人気のカクテル。ワインのアルコール度数も低くなり、コーラの爽快感で暑い夏にピッタリの組み合わせです。

お酒の弱い方にももちろん、ちょっと好みではなかった赤ワインも、コーラと組み合わせて美味しく楽しめますよ。

スポーツ観戦をしながら飲みたくなるような、カジュアルなワインカクテルです。

スペイン語で「割ったもの」という意味の、レブヒート。アンダルシア地方のヘレスで造られる酒精強化ワイン、辛口のシェリー酒を使用します。

シェリーを炭酸水で割るだけで作ることができる、とても手軽なワインカクテルです。炭酸水は、ジンジャエールやトニックウォーターなどお好みのものでも構いません。

シェリーはアルコール度数が15度以上になるので、割ることでアルコール度数も低くなり、シェリー初心者にもピッタリです。

お手軽さナンバーワンのティント・デ・ベラーノは、赤ワインのソーダ割りです。コーラで割るカリモーチョよりもスッキリとした味わいなので、暑い夏の1杯目にもピッタリ。

飲み切れなかったワインも、ソーダ割りにすると、爽やかな印象に変わり、美味しく飲めてしまいます。この夏の定番化、間違いなしです！

「バレンシアの水」という意味でスペインのスパークリングワイン、カヴァで作るワインカクテルです。

オレンジジュースで割るカクテルですが、ジンやウォッカ、コアントローなどを加えて作るため、アルコール度数が高くなります。オレンジはできれば現地のように、たっぷりのオレンジを使用し絞りたて果汁で作りたいところですが、市販のオレンジジュースでも作ることができます。

オレンジの爽やかな飲み心地でついつい飲み過ぎてしまう味わいですが、アルコール感は強いので、加えるスピリッツやリキュールは少量からお好みで加減してみてください。砂糖を加えて甘みをプラスしても、より飲みやすくなりますよ。

暑い夏が似合う情熱の国、スペイン。スペインで人気のあるワインカクテルは、猛暑のここ日本でもさらに人気が高まりそうですね。

ワインカクテルといっても難しいものではなく、炭酸飲料で気軽に作ることができるので、自宅でもすぐに試すことができます。まずは、ソーダ割りのディント・デ・ベラーノからチャレンジしてみてください！

まだまだ続く暑い夏を、スペインのワインカクテルで楽しみましょう。