こんにちは!エノテカ・オンラインの川相です。
9月に入ってから急に涼しい日が増え、秋の到来を感じます。秋と言えば様々な食べ物が旬を迎える季節。
私は今年、マスカット狩りに出かける予定です。社会人になってからワイン用のブドウ畑に訪れることはありましたが、生食用のブドウ畑に行くのは久しぶりで、美味しそうに実ったマスカットをその場ですぐに食べられると思うと待ちきれません。
生食用のイメージが強いマスカットですが、ワインも造られていることを皆さんはご存じでしょうか。
実はマスカットという品種は、フランスならミュスカ、イタリアならモスカート、スペインならモスカテルなど様々な名前で呼ばれ、世界中でワインに仕立てられています。
入社する少し前にマスカットから造られるワインがあると初めて知った時は、驚くと同時にワクワクしたことを覚えています。あの魅力的なフレッシュさと甘みがワインでも残るなら、間違いなく美味しいと思ったからです。
そんな期待の中で早速購入し、初めて飲んだマスカットのワインがこちらの「モスカート・ダスティ」。イタリア、ピエモンテで造られる微発砲の甘口白ワインです。
飲んだ時にまず驚いたのが香りです。マスカットや白桃の華やかなアロマが溢れ出し、本来のブドウの実から感じられる以上の豊かな香りが感じられました。
味わいは想像を良い意味で裏切る高いクオリティ。瑞々しさや優しい果実の味わいはありつつも、絶対にジュースでは体感できない、酸味と甘みのバランスの良さがありました。
それはシルクのように滑らかな泡と綺麗な酸が、ピュアな甘みを引き立て、爽やかな余韻につなげてくれるからです。
期待していた以上の味わいに私はすっかり虜になってしまい、様々なマスカットのワインをテイスティングしてきましたが、今でもお気に入りはこちらのワイン。定期的に買っては、ピリ辛な東南アジア風サラダや、フルーツタルトなどと合わせて楽しんでいます。
皆さんも「食欲の秋」の手始めに、旬を感じるマスカットのワインを召し上がってみてはいかがでしょうか。
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