秋に飲みたい!銘醸地のワインと簡単おつまみ

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レシピ
公開日 : 2021.9.23
更新日 : 2021.10.22
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美味しい食材が豊富に出揃う秋。

ワイン用のブドウの収穫もちょうど今です!

ブドウ畑の美しいワイン産地に思いを馳せながら、銘醸地のワインとピッタリなおつまみを合わせて、至福のおうちワイン時間を過ごしてみませんか?

今回はフランス・ブルゴーニュ、イタリア・トスカーナ、ピエモンテを代表する赤ワインにピッタリなおつまみレシピをご紹介します。

美味しいワインと簡単おつまみで、ワインの季節を堪能しましょう。

目次

ブルゴーニュのワインとのペアリング

ピノ・ノワールに合うおつまみ

ブルゴーニュのピノ・ノワールのワインにピッタリなおつまみを紹介します。

マグロのサルティンボッカ風

ピノ・ノワールに合うおつまみ

サルティンボッカは、豚肉とセージを生ハムで巻いて焼き上げますが、肉ではなく赤身のマグロを使用したサルティンボッカを作りました。

綺麗な酸味が特徴のピノ・ノワールのワインには赤身の魚料理もよく合います。

主な材料はマグロ、セージ、生ハムでシンプルですが、魚料理にボリュームが出て生ハムの旨味と塩味でワインが進みます。

【材料 2人分】

マグロのサルティンボッカ風_材料

マグロ 1柵
生ハム 2枚(小さめサイズの場合は4枚)
セージの葉 2枚(バジルでも可)
塩 少々
オリーブオイル 適量
薄力粉 適量
バター 5g
黒こしょう 少々


【作り方】

1.マグロは半分に切り、塩(軽めに下味)をふる。セージをのせ、生ハムで巻く。小麦粉を茶こしなどで薄く表面に付ける。

マグロのサルティンボッカ風_工程

2.フライパンにオリーブオイルを入れ温め、1を焼く。全体に焼き色が付いたらお皿に盛る。

マグロのサルティンボッカ風_工程

3.フライパンにバターを入れ溶かし、2に回しかける。こしょうを挽いてできあがり。

ピノ・ノワールのワインは、お肉料理はもちろんながら、赤身のマグロのような肉質のある魚との相性も良いので、今回の簡単おつまみにもよく合います。

軽やかすぎない、深みのあるピノ・ノワールのしなやかなタンニンには、生ハムやバターなどの脂分も口の中で旨味となって広がります。

トスカーナのワインとのペアリング

キャンティ・クラシコに合うおつまみ

イタリア・トスカーナを代表する赤ワイン、キャンティ・クラシコにピッタリなおつまみレシピです。

鶏肉とマッシュルームのトマト煮

キャンティ・クラシコに合うおつまみ

イタリアの煮込み料理、カチャトーラ。鶏肉をトマトで煮込むトスカーナ風とワインビネガーで煮込むローマ風があります。

トスカーナのワインには、トスカーナ風の鶏肉のトマト煮込みを合わせました。

秋に食べたいヘルシーなきのこと、少しアンチョビを入れて魚介の旨味をプラス。フレッシュトマトの酸味が赤ワインにピッタリです。

焼いて煮込むだけ、2人分の分量ならフライパンで完成できるので、見た目よりもとっても簡単です。

【材料 2人分】

鶏肉とマッシュルームのトマト煮_材料

骨付き鶏もも肉 1本
玉ねぎ 1/4個
セロリ 1/2本
マッシュルーム 6個
トマト 1個
にんにく 1片
塩 少々
Aオリーブ 6個
Aアンチョビフィレ 3枚
A白ワイン 大さじ2
A塩 小さじ1/3
Aローズマリー 1本
Aセージ 2枚(無くても可)
オリーブオイル 適量
黒こしょう 少々


【作り方】

1.骨付き鶏もも肉は、3~4等分のぶつ切りにして塩(下味)をふる。玉ねぎ、セロリはみじん切りにする。マッシュルームは汚れをペーパーでふき、半分に切る。にんにくは潰す。アンチョビフィレはほぐす。トマトは乱切りにする。

2.フライパンにオリーブオイルとにんにくを入れ、香りが立ったら鶏肉の皮目を焼き、1度バットに取り出す。

鶏肉とマッシュルームのトマト煮_工程

3.玉ねぎとセロリを入れしんなりするまで炒める。トマトとマッシュルームを入れ、トマトを崩しながら、全体を炒める。

4.鶏肉を戻し入れ、Aを入れる。沸々したら蓋をして、弱めの中火で15~20分ほど煮込む。時々蓋を開け、全体を混ぜ合わせながら、鶏肉に火を通す。

鶏肉とマッシュルームのトマト煮_工程

5.器に盛り、黒こしょうを挽いてできあがり。(気持ち多めがおすすめです。)

酸味のあるフレッシュトマトベースに骨付きもも肉とアンチョビの旨味が重なり、食べ進めても重たくならず、しつこくない味わいです。

料理全体は強すぎない味わいですが、最後の黒こしょうは少し多めに挽くと、ワインのスパイシーな香りと合わさり、口の中で相乗効果となって、おうちご飯がワンランクアップ。

食材を切って、焼いて煮込むだけのステップなので、飲みながら作りたくなりますよ。

ピエモンテのワインとのペアリング

ネッビオーロに合うおつまみ

ピエモンテの代表的品種、ネッビオーロのワインにピッタリなおつまみレシピをご紹介します。

スペアリブとれんこんのオーブン焼き

ネッビオーロに合うおつまみ

スペアリブを漬けて、オーブンで仕上げる簡単おつまみ。料理を何品も平行して作る時にはオーブン焼きはとても重宝します。

今回はスペアリブを、酸味とコクのあるバルサミコ酢で漬けました。さらに仕上げにはチーズをプラスして焼き上げることで、風味がアップします。

秋に食べたい根菜も添えて、ネッビオーロのおつまみに!

【材料 2人分】

スペアリブとれんこんのオーブン焼き_材料

スペアリブ 400g
れんこん 100g
オリーブオイル 大さじ1
Aバルサミコ酢 大さじ1
A赤ワイン 大さじ1
Aはちみつ 大さじ1
Aしょうゆ 大さじ1
Aシナモン 少々
粉チーズ 大さじ1
黒こしょう 少々


【作り方】

1.スペアリブはフォークで数カ所刺し、ポリ袋にスペアリブとAを入れ、一晩冷蔵庫で寝かせる。れんこんは皮をよく洗い、7mm幅に切り、オリーブオイルを馴染ませる。

2.オーブン予熱200度に温め、スペアリブをオーブンシートにのせ10分焼く。

スペアリブとれんこんのオーブン焼き_工程

3.1度オーブンを開け、れんこんをのせ、粉チーズをかける。

スペアリブとれんこんのオーブン焼き_工程

4.さらに15~20分加熱する。(ご使用のオーブンによって加熱時間は調整ください。)

スペアリブとれんこんのオーブン焼き_工程


漬け汁に使用するバルサミコ酢とはちみつの甘酸っぱさ、そしてスペアリブの脂はネッビオーロのお供にピッタリ。

スパイシーな香りのネッビオーロに、シナモンのふわりとした香りが合わさります。洗練されたワインの香りに、チーズの風味が重なり、手が止まりません。

まとめ

暑い夏を超え、ワインの季節へと移り変わります。美味しいものがたくさん出回る秋、銘醸地の素晴らしいワインがあれば、グルメな旅行気分にもなりますね。

おうちで楽しむワインに合わせるおつまみは、ちょっとした一手間と調味料の工夫など、難しい技法はいりません。

秋の夜長にゆったりと楽しみたい気分になる、ワインに合うおつまみを作って今宵も楽しい1杯にしましょう。

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