飲み残したワインのアレンジ術!

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ワインに合うレシピ
公開日 : 2021.10.15
更新日 : 2021.10.28
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飲み残したワインのアレンジ術!

一度開けたワイン、時間が経ち「もう飲めないかも」と捨ててしまったことはありませんか?


飲み切れなかった時や、あまり好みでなく余ってしまった時でもそのまま捨ててしまうのは悲しいですよね。そんなワインも、工夫すれば最後まで楽しめます!


今回は、飲み残してしまったワインのアレンジレシピをご紹介します。美味しくアレンジして、最後までワインを楽しみましょう。

目次

飲み残したワインはいつまで飲める?

ワインボトルとグラス

ワインは、一度抜栓すると酸素に触れ、風味が変化していきます。酸化が進むと、本来の味が落ち、美味しさが低減されてしまいます。では、抜栓してからどれくらいまで美味しさをキープできるのでしょうか。


目安として、ライトボディの赤ワイン、辛口の白ワインは3日程度、フルボディの赤ワインは5日程度、甘口の白ワインは2週間から4週間。スパークリングワインは2日程度で泡の持続が難しくなります。


できれば美味しいうちに飲み切りたいものですが、美味しさの期限を過ぎてしまう時もありますよね。


今回は、四つのアレンジをご紹介します。これからの季節にピッタリのホットワインやヘルシーなおつまみのピクルス、ワイン消費にもなる簡単料理にアレンジして楽しみましょう。

ホットワインにアレンジ

ホットワイン

まずは、肌寒くなる季節にフーフーしながら飲みたいホットワインです。


味が落ち始めたワインは、ホットワインとしてスパイスや甘味をプラスしてアレンジすると、美味しくいただけますよ。

【材料 3~4人分】


赤ワイン 500ml

Aはちみつ 大さじ 2~3

Aシナモン 1本(半分に折る)

Aクローブ 2~3個

Aスターアニス(八角) 2個

A生姜スライス 2枚(よく洗い皮つきのまま使用)

Aリキュール 30ml(無くても可)

Bオレンジスライス 2枚(皮をよく洗う)

Bレモンスライス 2枚(皮をよく洗う)


※Aは、あるものをお好みで加えてください。

※レシピはアルコールを飛ばしきらない為、アルコールは残ります。作り置きせずに、飲みきれる量を作成してください。


【作り方】


1.小鍋に赤ワインとAを入れ沸騰直前まで火にかける。


2.Bを入れひと混ぜしながら温め、火を止める。


3.カップに移し、お好みで甘さを足してください。

ピクルス液にアレンジ

白ワインは抜栓から1週間以上経ち、酸化が進むと、酢のような酸味を感じます。そのまま飲むのが難しくなったときには、野菜のピクルスがおすすめです。


たっぷりとワインを使用したピクルス液は、とてもフルーティーな味わいです。お好みの野菜を漬けて、ヘルシーなおつまみを作ってみましょう。

【作りやすい量】


白ワイン 200ml

A白ワインビネガー 100ml(または米酢)

A水 100ml

Aローリエの葉 2枚

A粒こしょう 5~6粒

A塩 小さじ1と1/2

Aきび砂糖 大さじ3~4(酸味が苦手な方は大さじ4)

お好みの野菜:パプリカ、にんじん、大根、きゅうりなど(同じ大きさにカット)


【作り方】


1.白ワインを小鍋に入れ、沸騰したら火を弱め、5分ほど加熱する。(白ワインの量が多いので、最初に少しアルコール臭を飛ばす。)Aを加え、沸々して砂糖が溶けたら、火を止める。


2.煮沸消毒した耐熱容器にピクルス液とお好みの野菜を入れ、熱が取れたら1日冷蔵庫で漬ける。

白ワインを料理にアレンジ

海老とあさりの旨味を堪能できる白ワインのスープです。魚介の旨味と白ワインの酸味やコクがたまりません。


スープをバゲットに浸したり、パスタを入れても美味しいですよ。ゴクリと、最後まで美味しくいただきます。

海老とあさりの白ワインスープ

【材料 2人分】

白ワインアレンジレシピ_材料

有頭海老 4尾(竹串で背ワタを取る。)

あさり 100g(砂抜きしたもの)

オリーブオイル 大さじ1

にんにく 1片

塩 小さじ1/3

白ワイン 200ml

レモン 2切れ

ディル 2~3本


【作り方】


1.フライパンににんにくとオリーブオイルを入れ温め、香りが立ったら有頭海老を入れ軽く焼く。

白ワインアレンジレシピ_工程

2.あさりと白ワインを入れて煮立たせる。煮立ったら、塩とディルを加え弱めの中火にして蓋をする。途中で揺すりながら、海老に火を通し、あさりが開くまで煮る。

白ワインアレンジレシピ_工程

3.器に盛り、レモンを添えてできあがり。

赤ワインを料理にアレンジ

赤ワインアレンジレシピ

赤ワインとトマト缶を使用して、濃厚な赤ワインソースに仕上げます。ピザ用のソースにして、チーズとともに焼き上げれば、ワインのお供にピッタリ!


ソースは多めにできるので、シンプルに焼いた肉のソースとしても美味しくいただけますよ。

赤ワイントマトソースピザ

【作りやすい量】

赤ワインアレンジレシピ_材料

赤ワイン 200ml

Aトマト缶 1缶(ミキサーにかけ滑らかにする)

Aきび砂糖 大さじ1と1/2

A塩 小さじ1/2

A中濃(またはとんかつ)ソース 大さじ1/2

Aローリエの葉 1枚

赤ワインアレンジレシピ_材料

モッツァレラチーズ 1個(1枚につき1/2個使用)

ピザ生地(市販) 2枚(薄いトルティーヤ生地もおすすめ)

バジルの葉 適量

オリーブオイル 適量


【作り方】


1.ソースを作る。鍋に赤ワインを入れ、2~3分沸騰させる。Aを入れ、蓋はせずに、弱めの中火で約25~30分煮詰める。(約半量ほどになる。)

赤ワインアレンジレシピ_工程

2.ピザ生地にソースをたっぷり伸ばし、モッツァレラチーズを載せてオーブントースターで焼く。チーズが溶けて、縁がカリッとしたら焼き上がり。


3.仕上げにバジルの葉を散らし、お好みでオリーブオイルを回しかけてできあがり。

まとめ

フルーツの香りやスパイスの香りが豊かなワインは、アレンジ次第で最後まで美味しく楽しめます。


今回のように、ホットワインやおつまみのピクルスに使用すれば、1人の時でも余ったワインを利用することができ、おうちでのワインタイムがさらに充実しますよね。


さらにメイン料理に使用すれば、新たにワインを開けたくなり、ワンランクアップしたおうちワインタイムが楽しめます。


ワインを飲み切れなかった時は捨ててしまわずに、ボトルが空っぽになるまでワインを楽しんでみてください。アレンジ次第で、最後までワインを堪能できますよ!

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