強い日差しが照りつける暑い夏は、購入したワインを素早く冷やして楽しみたいですよね。
今回は、ワインの冷却方法をご紹介します。一般的な冷却方法から、時短で素早くワインを冷やす方法まで、今日からすぐに使える豆知識!
購入した日にワインを楽しみたい時や、ワインを持ち込んだ際など、すぐにワインを楽しみたい時に便利な方法です。
冷却する際に気を付けたいこと
まず、ワインを冷却する際に注意したいことは、冷やしすぎないことです。
適温よりも冷やし過ぎることでワイン本来の風味が単調になり、美味しさを損ねる場合があります。ワインタイプによって、適温を守ることが大切です。
ワインの温度を下げるよりも温度を上げるほうが時間がかかるということを覚えておきましょう!
冷蔵庫に入れる(約2~3時間)
ワインを冷やす方法として、ワインボトルを冷蔵庫に入れて冷やすことが一番手軽です。
一般的に冷蔵庫の庫内温度は4度前後です。購入してきたスパークリングワインなどのしっかりと冷やしたいワインを飲み頃温度まで下げる場合、約2~3時間ほど冷蔵庫に入れます。
時間のある時は良いのですが、素早く飲みたい時には少々時間がかかる冷やし方です。
時短するには?
水で濡らした布巾を巻いてみましょう!
濡らした布巾を固く絞り、ボトルに巻き付けてから冷蔵庫に入れると時短になります。
冷凍庫に入れる(約15~20分)
冷凍庫を使用した冷却方法は、冷蔵庫よりもさらに素早く冷やすことができます。
しかし、そのまま忘れてワインボトルを放置し冷却時間が長すぎると、瓶が割れてしまう危険性があります。取り出す時間やタイミングを忘れないように、タイマーなどを使用することがおすすめです。
ある程度ボトルが冷えたら冷蔵庫に移すなど、冷凍庫使用の場合は必ず時間を気にしながら使用してください。
ワインクーラーを使用する(約15~20分)
もう一つの一般的な冷やし方がワインクーラーを使用することです。
氷水を入れたワインクーラーにワインボトルを入れ、ボトルの液面までしっかりと氷水が浸かるように入れます。たっぷりと氷を入れることで、冷蔵庫よりも素早く冷却できます。
1分で約1℃ほど下がるので、ワインにもよりますが約15分~20分ほどで適温になります。
大きめのクーラーを使用すれば、数本同時に冷やすことができるので、おもてなしやパーティーの際にも便利な方法です。
時短するには?
氷水に「塩」を入れましょう!水を塩水にすることで氷点が下がり、ワインクーラー内の温度が下がりやすくなります。
大さじ1~2の塩を入れ、ワインボトルを回しながら冷却すれば、15分前後で飲み頃まで冷やすことができます。
また、ワインボトルを回しながら冷却すると、さらに時短になります(高級ワインなど振動が気になる時は、回さずにそのまま冷やします)。
待ち時間に楽しむ!
とりあえず1杯目に何か飲みながらワインが冷えるのを待つことも、ワインタイムの楽しみ方ですよね。
ジュースやリキュールで割ったワインカクテルや、夏ならでは美味しさでもある氷を入れた軽めのワインも、身体から熱を取ってくれます。
最近では、ロゼワインに氷を入れて楽しむ「氷×ロゼ」も人気があり、暑い夏にピッタリです。冷えるのを待つ時間も、ワインの楽しみに繋がりますね。
ワインカクテルの作り方はこちら
まとめ
立っているだけで汗が噴き出る猛暑の夏は、冷やしたワインが格別に美味しい季節。
いつもより体感温度も高めなので、今すぐに飲みたい時にも素早い冷却方法を知っておくと便利ですよね。
猛暑の夏も、夏らしいワインの楽しみ方で乗り切りましょう!