ーーピエトラビアンカとの出会いは?
もともと白ワインが好きだったのですが、会社に入社したての頃に、コクのある、樽の風味が付いている白ワインが自分の好みなんだということに気が付きました。そんな白ワインに興味が湧いて、5000円以下のワインに絞っていろいろと飲んでいたときに出会ったのがこのワインです。
フランスのブルゴーニュやカリフォルニアなどの様々な地域の木樽を使った白ワインを試した中で、このピエトラビアンカを初めて口にしたのですが、樽の風味と共に爽やかな塩味と豊かな果実味の両方を持ち合わせていることに感銘を受けました!
ーーどのようなシーンで飲みますか?
天気の良い日に飲みたくなるワインで、バーベキューだったり、テラス席で飲みたいですね。カルパッチョなどの前菜からクリーム系のメイン料理まで、これ1本で合わせられます。
飲む時のグラスは、もちろんオークドシャルドネグラスでも美味しいですが、リーデルのヴェリタスシリーズ・カベルネ/メルロの大きめのグラスで飲んだ時がとても良かったです!
カベルネ/メルロは赤ワイン用のグラスですが、このグラスの方が、塩味と酸味が際立つので、塩味や酸味が強い料理に合わせたいときにオススメです。
気分や食事に合わせてグラスを使い分けるのも楽しいですよね。
ーーピエトラビアンカの好きなところ
樽の風味がある白ワインだと、海鮮系などフレッシュな料理には合わないと言われることが多い中で、ピエトラビアンカは豊かなミネラル感により「ビネガードレッシングの効いたカルパッチョ」や「ちょっとオイリーなアクアパッツァなどのお魚料理」とも相性抜群なところが好きです。ここがブルゴーニュやカリフォルニアのシャルドネなどと違う点だと思います。
当店で人気のポルチーニ茸香る雑穀米のクリームリゾットとのマリアージュも最高です!
また、このワインはもともと好きだったんですが、2018年6月に出張でイタリアのプーリア州に訪れることができ、こちらのワインを現地で飲んだんです!現地のワイナリーや畑、セラーを観察し、土地と気候も実際に肌で感じました。
プーリア州というのは、長靴のヒール部分の細長いところなのですが、ここの地は日本食とよく似ていて、イタリアで1番生魚を食べる文化があったり、和食のように季節の野菜料理を小鉢に入れて盛り付けたりするような地域なんです。
この地で、暑い夏にテラス席でのランチでこちらのワインを飲んだのですが、その美味しさに改めて感動しました!現地で飲んだからこそ、更に思い入れの強いワインとなりました。
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今回取材をした たまプラーザ店
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