ブドウ品種を知ることが、ワインがわかる一番の近道です。もちろん、ブドウが造られる土壌や気候、醸造、造り手など、さまざまな要素が入り混じることでワインの味わいが生み出されるのですが、品種が大きな要素であることは間違いありません。
ちなみにブドウ品種にもファッションのように定番はもちろん、今だからこそ人気、といった流行があります。
定番を含めた今注目の10種類のブドウ品種をキャラクターに見立ててご紹介します!今回は後編です。
目次
フランス人に愛されるブドウ「ガメイ」
ピノ・ノワールとグーエ・ブランの自然交配種。
フランス、ボジョレー地方が名産地として知られています。ボジョレー・ヌーヴォーは早飲みワインとして有名ですが、クリュ・ボジョレーでは熟成ポテンシャルをもったワインも生まれます。
タンニンが少なく、冷やしても美味しいフレッシュでチャーミングな味わいは、ライトさが求められる時代とマッチしさらに人気が高まりそうです。
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世界で一番栽培されている王道品種「カベルネ・ソーヴィニヨン」
カベルネ・フランとソーヴィニヨン・ブランの自然交配により生まれた赤ワインの代名詞的品種。若いうちはパワフルなタンニンが特徴。温暖な気候で栽培され、フランスのボルドーをはじめ、アメリカのナパ・ヴァレー、オーストラリア、チリなど世界中で栽培され、どこで栽培してもカベルネらしさが表現される人気品種です。
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誰からも愛される、白ブドウ人気No.1「シャルドネ」
世界で人気の白ワイン代表品種。
適応性に優れており、原産地であるフランス・ブルゴーニュをはじめニューワールドまで、世界中で栽培されています。
ブドウ自体に際立った個性がないことから、産地や醸造方法などによって、カジュアルから銘醸ワイン、スパークリングワインまで、バリエーション豊富な味わいに仕上がります。
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土地のアイデンティティを忠実に反映「ピノ・ノワール」
繊細さ、エレガントさ、複雑さがピノ・ノワールの真骨頂で、ブルゴーニュの偉大な赤ワインを生み出します。
栽培が難しい一方で、その土地の個性であるテロワールを表現するのに長けており、エレガントな味わいから多くの生産者が憧れる品種。
シャンパーニュにも仕立てられるほか、世界各地のスパークリングワインの品種としても人気です。
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華やかな香りと爽快さが身上!「ソーヴィニヨン・ブラン」
フランスのロワールやボルドーを中心に、世界各地で栽培されている人気の白ブドウ品種。と言っても、シャルドネとはキャラクターや味わいが大きく異なります。ロワールではフレッシュハーブの香りに清涼感とミネラル感が際立ち、チリなどの温暖な地域ではトロピカルフルーツなどの香りが加わり、よりボリューム感が増します。
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