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ワインショップ・エノテカ芦屋大丸店

〒659-0093 兵庫県芦屋市船戸町1-31 大丸芦屋店 地下1階
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【イベント開催!】伝統と革新で時代を切り拓く、バローロの真髄

川上 祐太郎

2024.10.02
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「バローロ」とは?

フランスにおいてブルゴーニュが「ワインの王様」と言われるように、イタリアで「王のワインにして、ワインの王」と言われるバローロ。

華やかでエレガントな味わいやテロワールを映し出す鏡のような特性など、ブルゴーニュとの類似性がよく語られますが、まだまだ価格は控えめのため愛好家の注目の的となっています。


バローロはピエモンテの代表的なブドウ、ネッビオーロ100%で造られます。ブルゴーニュで栽培されるピノ・ノワールはエレガンスの代表格として知られていますが、ネッビオーロもイタリア随一の高貴品種として知られる品種。そのため、ピノ・ノワールに似た、アロマティックで華やかな味わいのワインを生むことが特徴です。


そのコストパフォーマンスの高さからも、ブルゴーニュ愛好家をはじめとするワインラヴァーにおすすめのワインです。


今回、エノテカ 芦屋大丸店では、それぞれのスタイルでバローロを牽引してきた4生産者「エルヴィオ・コーニョ」、「レナート・ラッティ」、「ポデーリ・アルド・コンテルノ」、「ジュゼッペ・マスカレッロ」をセレクト。彼らの自信作であるフラッグシップを堪能し、これまでの、現代の、そしてこれからのバローロを知り、バローロの真髄をご体感いただけるイベントとなっております。


是非、お愉しみくださいませ♪

(※イベント詳細は、ページ下の「関連するイベント」よりお進みください)

今回のイベントで愉しめるワインを先取りで紹介!

無名のテロワールの名を世に知らしめた名品 【2019 バローロ ラヴェーラ / エルヴィオ・コーニョ】

バローロ、バルバレスコといったイタリア・ピエモンテ州きっての銘醸地を擁するランゲの地にある、家族経営ワイナリー「エルヴィオ・コーニョ」。ワイン造りの根底にあるのは、堅固な職人気質とテロワールへの深い愛情。ランゲという土地の個性と、代々続くワイン造りの技術に誇りを持ちながら、伝統に忠実なワインを造り上げています。


また現在でも国際品種を一切使わず、ネッビオーロを中心としたピエモンテ州ランゲに古くからある土着品種のみを使用。ブドウ栽培を最重要視し、栽培の促進や抑制は行わず、農薬や化学肥料はほとんど使用せずに、伝統的かつあくまで自然に任せたブドウ栽培を行っています。また醸造過程において、発酵にも土着の酵母を使用。バリックの使用を抑え、主に伝統的な大樽を用いてゆっくりと時間をかけて熟成させることで、樽の風味が強すぎない、果実本来の繊細でピュアな味わいを造り出しています。


【テイスティングワイン】

2019 バローロ・ラヴェーラ 

(イタリア/ピエモンテ)赤 ボトル販売価格:14,300円(税込)

プラムやブルーベリーなどの凝縮した果実のアロマに加え、スミレやシナモン、クルミなどの複雑なニュアンスが重なる、多層的な香り。

スムースな酸とエレガントな果実味が感じられ、成熟度の高いタンニンとバランス良く調和しています。上品でまとまりのある味わいが魅力の1本です。

華やかなブーケに優美かつパワフルな味わいのクリュ・バローロ 【2019 バローロ・ロッケ・デッラヌンチャータ / レナート・ラッティ 】

レナート・ラッティはバローロ5大産地の1つとして知られるラ・モッラ村に本拠地を構える家族経営のワイナリー。レナート氏が生み出したバローロは、従来の長期熟成を経たタンニンの強いバローロとは異なり、樽での熟成を短縮し、瓶での熟成をより長くしたエレガントで洗練された味わい。モダンな造りで親しみやすいバローロは、イタリア国内のみならず世界中で大きな注目を集めました。


「クリーンで鮮やか、みんなが好みやすく飲みやすい」ことが、レナート・ラッティのワインの特徴。エレガンス、フィネス、熟成ポテンシャルを備えた味わいのバローロは、ラ・モッラ村のベンチマークとして世界的な評価を獲得しています。


【テイスティングワイン】

2019 バローロ・ロッケ・デッラヌンチャータ

(イタリア/ピエモンテ)赤 ボトル販売価格:19,800円(税込)

サワーチェリーやストロベリー、レッドカラントの華やかな果実のアロマに、タイム、メントール、コリアンダー、カルダモンの複雑なニュアンス。

エレガントな香りと共に、繊細な果実味とタンニンが広がり、引き締まった味わいが感じられます。

リッチさと洗練さを兼備した、ブッシアの複数区画のブドウをブレンドして造るバローロ 【2019 バローロ・ブッシア / ポデーリ・アルド・コンテルノ】

伝統派バローロの名門「ジャコモ・コンテルノ」の5代目アルド氏が、1969年に独立して設立したワイナリー。「テロワールがなし得る最高のものを表現する」ことを目指し、最高品質のワインのみを造るため収量を極端に抑え、年間生産量は、20万本のポテンシャルに対して約8万本のみ。


伝統的な手法とモダンな手法を組み合わせて生み出されるワインは、伝統派バローロらしい「力強く骨格のしっかりした」味わいながらも、モダン派バローロの「奥深い果実味」も兼ね備えたスタイルで、「イタリア全土、おそらく世界中でも、最も印象的なワイナリーのひとつ。バローロの素晴らしい畑から、地球上で最も美しい赤ワインのいくつかを生み出している。」とジェームス・サックリングにおいても絶賛されています。


【テイスティングワイン】

2019 バローロ・ブッシア 

(イタリア/ピエモンテ)赤 ボトル販売価格:22,000円(税込)

チェリー、イチゴなどの砕いた赤系果実のアロマに、バラやミント、オレンジの皮のニュアンスが重なった香り高い印象。

豊かな果実味を備えた調和の取れたチャーミングな味わいで、鮮やかな酸味とタイトかつ繊細なタンニンが、長い余韻へと誘います。


単一の銘醸畑から造る、完璧なまでにバランスの取れた芸術品。【2019 バローロ・モンプリヴァート / ジュゼッペ・マスカレッロ】

古典派バローロの造り手と言えば必ず名前の挙がる、ジュゼッペ・マスカレッロ。バローロ生産地域の外、モンキエロという小さな村にワイナリーは位置しています。DOCG法ではバローロの生産区域外に醸造所がある生産者はバローロを名乗るワインを造れませんが、特例を認められた造り手がいくつか存在し、ジュゼッペ・マスカレッロもそのひとつ。それほどまでにバローロにとって重要な造り手だと言うことができます。


現在ワイナリーを牽引するのは3代目当主マウロ・マスカレッロ氏。彼は細かい仕事に定評があり、伝統的なジュゼッペ・マスカレッロの醸造においても次々に改革していきました。1970年からは地域性・テロワールを更に重視して、畑ごとの醸造に踏み切るという変革も起こしています。伝統的な製法を守りながらも、新たな取り組みも行い、最高品質を常に目指しているのです。


【テイスティングワイン】

2019 バローロ・モンプリヴァート

(イタリア/ピエモンテ)赤 ボトル販売価格:46,200円(税込)

チェリーやラズベリー、スミレやバラのフローラルなアロマ。時間の経過と共に紅茶やバルサミコのニュアンスも混じり合い、より複雑な印象に昇華。旨味が溶け込んだ果実味はスケールが大きく、余韻にかけて長く味わいが持続します。 ワイン・スペクテーターでは過去最高得点に並ぶ97点を獲得しています。

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芦屋大丸店プレミアムテイスティングイベント-伝統と革新で時代を切り拓くバローロの真髄-
  • テイスティング
芦屋大丸店プレミアムテイスティングイベント-伝統と革新で時代を切り拓くバローロの真髄-
2024年10月13日 (日) 〜 2024年10月14日 (月)
受付終了
ワインショップ・エノテカ芦屋大丸店

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