こんにちは、最近はジン出し紅茶のソーダ割りにハマッている船橋東武店の川島です！

さて、今回ご紹介する週末スペシャルテイスティングは、バルバレスコで有名なイタリアワインの帝王ガヤが手掛ける白ワインです。

イタリアワインの地位の向上に最も貢献し、世界中の生産者の中でもトップクラスのガヤ。

今回は、アンジェロ・ガヤ氏が初めて手掛けた、シャルドネ100％で造られた白ワインをご用意いたしました。

□開催日　2023年7月22日(土)、23日(日)

□参加費　60ml　3,520円(税込)

□定員　11名

□Tasting Item

2020　ガヤ・エ・レイ・シャルドネ

／ ガヤ（イタリア　ピエモンテ）

［ 白　辛口 ／ シャルドネ ／ ボトル販売価格 33,000円(税込) ］

■イタリアワイン界のトップとして君臨する、帝王ガヤ

イタリアワインの生産者として、間違いなくトップクラスの地位を不動ものとしているガヤ。ガヤの歴史は、17世紀半ば、ガヤ・ファミリーの初代、ジョヴァンニ・ガヤ氏がスペインのカタルーニャ地方からピエモンテに移住してきたことから始まりました。

1代目…1859年にワイナリーを創設、現在もガヤのフラッグシップであるキュヴェ、バルバレスコが高い評価を受ける

2代目…祖母：クロチルド・レイ女史もワイン造りに参加、徹底して品質にこだわるガヤスタイルのワイン造りの基礎を築く

3代目…父：ジョヴァンニ氏の代に、現在もガヤのフラッグシップであるキュヴェ、バルバレスコが高い評価を受ける。ワイナリーを拡大。 

4代目…当主：アンジェロ氏は、1961年からワイナリーに携わり、バリック樽の導入や、単一畑のワインの生産など、様々な改革を実施。ピエモンテの伝統的なワイン造りを守りながら、革新的な設備や技術を取り入れ、世界中から認められる存在となりました。

現在は、後継者である3人の子供たちとともにワイン造りを行っています。

また、1990年代には本拠地のピエモンテだけではなく、トスカーナ州にも二つのワイナリーを購入。現在、ピエモンテには250エーカー、トスカーナには67エーカーの畑を持ち、両方の産地から世界的高評価を得たワインを数多く造り出しています。 

■娘と祖母へ捧げるワイン

アンジェロ・ガヤ氏の実娘 “ガヤ“ と祖母の

“レイ“ に捧げるため「ガヤ・エ・レイ」と名付けられたこのワインは、アンジェロ・ガヤ氏が初めて手掛けた、シャルドネ100％で造られた白ワインです。

昔海底であったランゲ地方の土壌は粘土質、マール質、凝灰岩、砂質、硫黄を含むチョーク質と非常に複雑で、この多様な要素の土壌がブドウの実に複雑味を与え、上品かつストラクチャーのあるワインを生み出しています。

レモンや蜂蜜の香り、凝縮感のある果実味の非常に力強い味わいが魅力。石灰質土壌由来のシャープな酸味とミネラル感をまとった長い余韻をどうぞじっくりとお楽しみください。

DOCランゲ（DOC＝イタリアワインの格付けで2番目、ランゲ＝ピエモンテ州クーネオ県にある平地の地区）のテロワールを見事に表現した10年以上の長熟ポテンシャルを持つガヤ渾身の白ワインです。