こんにちは、船橋東武店の稲垣です！

さて、今回ご紹介する週末スペシャルテイスティングは、ムルソーの名手が手掛ける“稀少赤ワイン”です。

ブルゴーニュの白ワインで圧倒的人気を誇るムルソー。

その中でも実力を兼ね備えた2つの名門生産者の入荷量の少ない稀少赤ワインの銘柄をご用意しました。

□開催日　2023年11月18日(土)～19日(日)

□参加費　各50ml　3,850円(税込)

□定員　13名

□Tasting Item

①2020　ヴォルネイ プルミエ・クリュ サントノ・デュ・ミリュー

／ コント・ラフォン（フランス　ブルゴーニュ　ヴォルネイ）

［ 赤　ミディアムボディ ／ ピノ・ノワール ／ ボトル販売価格28,600円(税込) ］

②2020　オーセイ・デュレス プルミエ・クリュ

／  ルーロ（フランス　ブルゴーニュ　オーセイ・デュレス）

［ 赤　ミディアムボディ ／ ピノ・ノワール ／ ボトル販売価格14,300円(税込) ］

■ヴォルネイ プルミエ・クリュ サントノ・デュ・ミリュー

世界の白ワイン、トップ生産者10傑に選ばれ、ムルソーのもうひとつの巨匠コシュ・デュリと双璧をなす、偉大な造り手。4代目のドミニク・ラフォン氏は、「ワイン造りは畑から」とワイン作りの原点であるブドウ栽培に立ち戻りそのワイン造りはムルソーの造り手たちの指南となりムルソー全体の評価を高めたといっても過言ではありません。

濃い色調と深いタンニン、ブラックベリー、黒スグリ、チェリーなど、黒系果実のアロマが、どの「ヴォルネイ」よりもパワフルな仕上がり、それでありながらエレガンスさも上手く表現されています。

■オーセイ・デュレス プルミエ・クリュ

ムルソーに本拠地を置く、3ツ星ワイナリーに選ばれているルーロ。フランス国内と欧州でほとんどが販売されてしまい、日本に輸入されるのは極僅かです。

ブラックベリーやラズベリーなどの果実の香りに、口に含むとしっかりとした赤系果実が感じられ、きめの細かいタンニンが滑らかな舌触りを演出。口内に豊かな果実味が一気に広がった後、心地の良い酸味が広がります。フィニッシュに感じられる、バラやスミレなど花の可憐なニュアンスの長い余韻も魅力。

熟成のポテンシャルも兼ね備えていますが、今からでも十分に愉しむことができる赤ワインです。

■ブルゴーニュの格付け

ボルドーと共に銘醸地とされるブルゴーニュでは、繊細で滑らかなピノ・ノワールを使用した赤ワインや、シャルドネを使った気品ある白ワインなどを生産しています。 

そんなブルゴーニュの格付けは、シャトーごとに等級が与えられたボルドーに比べて「AOP」の生産地名が狭い範囲であるほど上級となっています。

また、畑名も村名も何も覚えていない状態でも、「1級畑」のワインが村名に加えて1級であることが絶対に記載されているので見分けやすくなっています。