こんにちは、船橋東武店の稲垣です！

さて、今回ご紹介する週末スペシャルテイスティングは、辛口ワインの生みの親ポメリーが造るグランクリュ「ポメリー キュヴェ・ルイーズ」です。

辛口シャンパーニュを生み出した革新的メゾンが手掛ける、愛娘の名前を冠した稀少銘柄。

溢れんばかりのフィネスを湛えた、ポメリースタイルの真髄です。

なんと今回1995年ヴィンテージが入荷しました！

2023年ご愛顧への感謝を込め、BARで提供いたします！

□開催日　2023年12月9日(土)～10日(日)

□参加費　1杯50ml　15400円(税込)

□定員　12名

□Tasting Item

1995　ポメリー キュヴェ・ルイーズ

／ ポメリー（フランス ブルゴーニュ）

［ 発泡白 辛口 ／ シャルドネ、ピノ・ノワール ／ ボトル販売価格円(税込) ］

■辛口シャンパーニュの生みの親

ポメリーは、シャンパーニュ地方ランス市の中心に1836年に、誕生した老舗のメゾンであり、ポメリーにとって今日の成功のきっかけとなったのが、史上初となる辛口シャンパーニュの製造でした。シャンパーニュは、甘口が主流であった19世紀創業当時に、「できる限り辛口な、しかし厳格になりすぎないためにも、舌触りは絹のように柔らかい、とりわけフィネスに富んだワインを造らなくてはならない。」というマダム・ポメリーの大胆な発言に端を発しました。

当初は、眉唾のように敬遠されたこの試みも、ふたを開けてみれば空前の大ヒット。シャンパーニュにおける、革命とまでも言われたこの出来事以後、ポメリーは「溢れんばかりのフィネスと陽気な軽快さ」を湛えたシャンパーニュとして、大成功を収めたのです。

さらにマダム・ポメリーは、ドメーヌの地下に広大なカーヴを造りシャンパーニュの品質を劇的に向上させたことでも知られており、2015年7月には、ポメリー社のカーヴが、ユネスコ世界文化遺産へ登録されています。マダム・ポメリーはシャンパーニュだけでなく文化の歴史にも名を残しました。

■愛娘 “ルイーズ”

創始者マダム・ポメリーの愛娘ルイーズの名前を冠したプレステージ・キュヴェです。シャンパーニュ地方でも指折りの特級畑アヴィズ、クラマン、アイの3つのグラン・クリュの中でも、キュヴェ・ルイーズ専用の区画のブドウのみを使用。さらに純粋で繊細な果汁「クール・ド・キュヴェ（キュヴェの魂）」のみを使用して造られます。そして、世界遺産登録されたポメリーの地下セラーの中で、最低８年以上の熟成を経て「究極の純粋さ」を誇るキュヴェ・ルイーズが生みだされるのです。

詩的で悠久の時を感じさせてくれるこちらのシャンパーニュには、ブドウ本来の旨味、そしてなによりポメリースタイルの真髄が詰まっています。　

■リッチな熟成感

今、まさに飲み頃を迎えた、1995年のルイーズ。繊細で口の中で広がった味わいは長く続き、ふくよかな果実味と豊富なミネラル感、熟成による奥深い味わいをご堪能いただけます。

尖りのない、なめらかな舌触りを楽しむことが出来る、まさに「珠玉のシャンパーニュ」をどうぞお楽しみ下さい。