こんにちは、船橋東武店の稲垣です！

さて、今回ご紹介する週末スペシャルテイスティングは、稀少なオーパス・ワンのセカンドワインです。

オーパス・ワンの自社畑のエッセンスを、ヴィンテージの枠を超えて表現する稀少キュヴェ。豊かな果実のアロマとしなやかな味わいが魅力。

□開催日　2024年2月23日(祝金)～25日(日)

□参加費　1杯50ml　3,740円(税込)

□定員　13名

□Tasting Item

NV　オーヴァチャー

／ オーパス・ワン・ワイナリー（アメリカ　カリフォルニア）

［ 赤　フルボディ／ カベルネ・ソーヴィニヨン、プティ・ベルド、メルロ、カベルネ・フラン、マルベック　／ ボトル販売価格37,400円(税込) ］

■唯一無二のワインを追求し続ける終わらない夢

オーパス・ワンはボルドーメドック格付け第一級、シャトー・ムートン・ロスチャイルドを所有するフィリップ・ド・ロスチャイルド男爵とカリフォルニアワイン界の重鎮、ロバート・モンダヴィ氏という2人の巨匠が描いた夢のワインです。

1970年代、シャトー・ムートン・ロスチャイルドの当主だったフィリップ男爵がアメリカを旅する中で、出会ってすぐに意気投合したのが、ファミリーから独立し自身のワイナリーを設立して間もないロバート・モンダヴィ氏でした。生まれも育ちも全く異なる2人でしたが、ワインや芸術に対する想いには共通する熱いパッションがあり、出会ってから数年後の1978年に2人の夢は実現。

オーパス・ワンは2人の巨匠がこの世を去った後も独立した経営体制を貫き、彼らが掲げた「新世界と伝統的産地が誇るワイン造りのアイディアを組み合わせることで、最高品質かつ唯一無二のワインを造る」という目的を追求。その弛まぬ努力の結果、ここ10年ほどでオーパス・ワンは着実に進歩を遂げており、終わることのない夢は脈々と受け継がれているのです。

■力強い香りとエレガントな味わい

輝きのあるガーネット色で、鮮やかな果実の香りが特徴。カベルネ・ソーヴィニヨンに典型的なブラックベリーやカシスのアロマが、メルロ、カベルネ・フラン、プティ・ヴェルド、マルベックの持つブラックチェリーや赤スグリ、そしてスミレのアロマと滑らかに融合し、土っぽさを思わせるココアパウダー、シダー、バニラなどのニュアンスに支えられています。口に含むと、非常に優美で複雑な味わい。長期の樽熟成により、丸みのあるタンニンと柔らかな口当たりが得られ、上品なワインに仕上がっています。

■稀少キュヴェ

オーパス・ワンは「作品番号1番」の意味を持ちますが、オーヴァチャーは「序曲」を意味しています。その特徴はマルチヴィンテージで造られていること。オーパス・ワンの最終ブレンドに使用されなかった、伝統的なボルドーの全5品種のブドウで造られたワインを時間をかけて樽で熟成。

複数の異なるヴィンテージを自由にブレンドすることで、ヴィンテージの枠を超えた自社畑のエッセンスを反映しています。