こんにちは、船橋東武店の稲垣です！

さて、今回ご紹介する週末スペシャルテイスティングは、ブリュットシャンパーニュの生みの親が手掛ける、愛娘の名前を冠した稀少銘柄のロゼです。

ブリュットシャンパーニュの生みの親が手掛ける、愛娘の名前を冠した稀少銘柄。

豊かなアロマと美しい飲み口が魅力のロゼ・シャンパーニュをご用意しました。

□開催日　2024年3月23日(土)～24日(日)

□参加費　1杯50ml　5,280円(税込)

□定員　13名

□Tasting Item

2004　ポメリー・キュヴェ・ルイズ・ロゼ

／ポメリー（フランス　シャンパーニュ）

［発泡ロゼ　辛口 ／ シャルドネ、ピノ・ノワール ／ ボトル販売価格58,850円(税込) ］

■辛口シャンパーニュを生み出した革新的メゾン

ポメリーは、シャンパーニュ地方のランスにて1836年に誕生した老舗メゾンです。綿工業で一財を築いたポメリー家が設立。その20年後、事業にルイ・アレクサンドル・ポメリー氏が携わり、2年後にルイ氏が亡くなると、彼の妻であるマダム・ポメリーが引き継ぎます。

また彼女は、シャンパーニュの歴史に大きな変革をもたらした人物としても知られています。当時のシャンパーニュは甘口が主流でしたが、世界で初めて辛口のシャンパーニュを考案。「できる限り辛口な、しかし厳格になりすぎない味わいで、舌触りは絹のように柔らかい、とりわけフィネスに富んだワインを造らなくてはならない。」という思いから始めたこの取り組みは、当初敬遠されていました。

しかし、デザートワインのような食後酒とされていたシャンパーニュが、食前や食事中にも広く楽しめるようになり大きな反響を獲得。このことは、シャンパーニュにおける革命と評され、「溢れんばかりのフィネスと陽気な軽快さ」を湛えたポメリーのシャンパーニュは、世界中の愛好家に愛されるようになりました。

■愛娘の名前を冠した稀少銘柄

創始者マダム・ポメリーの愛娘ルイズの名前を冠したこの畑から造られる、プレスティージュ・キュヴェ。シャンパーニュ地方でも指折りの特級畑アヴィズ、クラマン、アイ村に広がっています。アヴィズ、クラマンではシャルドネが栽培されており、 アイ村ではピノ・ノワールが栽培されています。

詩的で悠久の時を感じさせてくれるこのシャンパンは、口に含むと繊細で力強い泡立ちと共に広がる、豊かな果実味とキュヴェ・ルイーズならでのフレッシュ感が印象的。熟した果実の風味は永久に続くかのようなに持続。トーストやスパイス、ドライフルーツなどの余韻も感じられ、優美にまとまった1本です。ブドウ本来のうまみ、なによりポメリースタイルの真髄が詰まっています。              

■2004年ヴィンテージ

２００４年は、温暖で湿気も少なく十分な日差しがあった春に続き、夏も気温が高く空気が乾燥。ブドウは健康でよく成熟し、高い糖度のある上質なブドウが収穫され、収穫量にも恵まれた素晴らしいヴィンテージとなりました。