こんにちは、船橋東武店の稲垣です！

さて、今回ご紹介する週末スペシャルテイスティングは、南ローヌと北ローヌの比較テイスティングです。

南フランスの中でも銘醸地として名高いローヌ地方。

その中でも、北と南の代表的なワイナリーを比較テイスティングいただけるセットをご用意しました。

□開催日　2024年5月11日(土)～12日(日)

□参加費　各50ml　3,410円(税込)

□定員　13名

□Tasting Item

①2020　シャトーヌフ・デュ・パプ クロ・デ・パプ・ルージュ

／クロ・デ・パプ(フランス　南ローヌ)　

［ 赤　フルボディ　／ グルナッシュ、ムールヴェードル、シラー、ヴァカレーズ、クノワーズ、ミュスカルダン、その他 ／ ボトル販売価格19,800円(税込) ］

②2019　コート・ロティ・アンポジウム

／ルネ・ロスタン(フランス　北ローヌ)　

［ 赤 フルボディ　／ シラー ／ ボトル販売価格14,300円(税込) ］

■シャトーヌフ・デュ・パプ クロ・デ・パプ・ルージュ

南フランス、ローヌの銘醸地、シャトーヌフ・デュ・パプにある最高の畑、クロ・デ・パプ（教皇の区画）を所有するワイナリー。

こちらの赤ワインは、ワイン・スペクテーターの2007年TOP100ワインにて、2005年ヴィンテージが見事第1位に認定された実績を持つキュヴェです。

エネルギーに満ちた果実味とブルゴーニュワインのようなエレガンスを兼ね備えています。

■コート・ロティ・アンポジウム

南フランスの最北端に位置するコート・ロティを代表する造り手。テロワールそのものを表現することにこだわり抜いたワイン造りを行っている造り手です。

こちらは、土壌の異なる様々な区画のシラーを惜しみなくブレンドした、ルネ・ロスタン渾身の1本。除梗は一切行わずに全房発酵を実施。

しっかりとした骨格、濃厚感に上品さが備わった、まさにコート・ロティのお手本のような味わいです。

■ローヌってどんなところ？

ローヌ地方は南フランスのワイン産地で、ローマ時代に交通の要所として栄えた都市ヴィエンヌから、14世紀に法王庁が置かれていたアヴィニョン周辺まで、ローヌ川に沿って広がる約250キロのワイン産地です。

ローヌ地方は、原産地呼称のついたA.O.C.ワインの生産量がボルドーに次いでフランス2位。北部ローヌも南部ローヌも赤ワインの生産が中心です。

この地方の気候の特徴は、ローヌ渓谷から地中海に吹き抜けるミストラルという強風。この風によって雨の後でも畑は乾燥するので、カビなどの湿気由来の病気が防げます。