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ワインショップ・エノテカ博多店
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柳田 順子
皆さまこんにちは。
来月12月5日(木)にワインショップ・エノテカ博多店におきまして「ブルゴーニュ・グラン・デギュスタシオン」を開催します。
ブルゴーニュを代表する人気の8生産者が来場し、ゲストと交流しながらテイスティングいただけるビッグイベントです。
人気の8生産者の来日と言う事で、合計4回に渡って「ブルゴーニュワインファンの皆さまにお届けしたいお話し」として生産者やワインについてご紹介いたします。
第1回目の今回は本イベントの発起人でもあるムルソーの巨匠「ドメーヌ・デ・コント・ラフォン」と、シャサーニュ・モンラッシェの「ブラン・ガニャール」を取り上げ、それぞれの魅力とおすすめの一本をご紹介します
世界の白ワイン・トップ生産者10傑(デキャンタ2006年で第2位)にも選ばれ、ムルソーのもうひとつの巨匠コシュ・デュリと双璧をなす、偉大な造り手「ドメーヌ・デ・コント・ラフォン」。
伝統を大切にしながらも、革新を恐れずに追求する独自のスタイルが特徴で、ブルゴーニュの土壌を最大限に活かすためのビオディナミ農法に根ざしており、自然への深い敬意と畑への献身が一杯一杯に込められています。
ドメーヌの歴史は初代ジュール・ラフォン氏によりはじまり、3代目ルネ・ラフォン氏の代で、その名声は不動のものとなりました。
4代目のドミニク・ラフォン氏は、これまでの醸造テクニックに偏っていた古い手法から一新、近代的な醸造法を取り入れるだけでなく「ワイン造りは畑から」と、ワイン造りの原点であるブドウ栽培に立ち戻りました。
彼はビオディナミを実行し、また1平方メートルあたり1本という低植樹率、さらには発芽の抑制による果実の徹底した収量制限を行ったことで、クオリティの高いブドウを得ることに成功したのです。
そうして造られた優れたワインによって、ドミニク氏はドメーヌの価値を大きく飛躍させました。そのワイン造りはムルソーの造り手たちの指南となり、その功績はムルソー全体の評価を高めたといっても過言ではありません。
「ドメーヌ・デ・コント・ラフォン」と言えば、下記の2銘柄の名前が浮かぶ方も多いのではないでしょうか。
ムルソー・クロ・ド・ラ・バール、そしてムルソー プルミエ・クリュ シャルム。
◆スタッフのイチオシコメント <井上>
コント・ラフォンのワインは、ブルゴーニュのテロワールを完璧に表現しています。特にシャルムは、豊かな果実味と上品な酸味が織りなすバランスが見事で、飲むたびにムルソーの美しい風景が目の前に広がるような気持ちになります。
今回のイベントではドミニク・ラフォン氏の甥にあたるピエール・ラフォン氏が来場されます。上記の2銘柄の2019年ヴィンテージに加え、2017年のヴォルネイ・プルミエ・クリュ・クロ・デ・シェーヌもご用意いたします。
ブラン・ガニャールは、ジャン・マルク・ブラン氏とブルゴーニュの有名なガニャール一族の本筋、ドメーヌ・ガニャール・ド・ラグランジュの娘クローディーヌさんが結婚したことにより誕生しました。
本拠地のあるシャサーニュ・モンラッシェの場所柄、一般的には白ワインの造り手として知られていますが、シャサーニュ・モンラッシェ以外に、ヴォルネイ、ポマールにも畑を所有。赤白両方のワインを器用に仕立てる高い技術を誇っています。
特筆すべき点は、豪華なラインナップに加え、平均樹齢70年を超える区画を多く所有していること。
ドメーヌ・ガニャール・ド・ラグランジュの畑を多く受け継いでいるため、シャサーニュ・モンラッシェの村名区画でも樹齢90年近くにもなるブドウ樹が植えられています。
今回のイベントではクリオ・バタール・モンラッシェ グラン・クリュとシャサーニュ・モンラッシェ プルミエ・クリュ モルジョ、コート・ド・ブルイィ・ピエール・ブルーをご用意いたします。
◆スタッフのイチオシコメント <髙山>
ブラン・ガニャールのワインはフレッシュさと複雑さの調和が見事です。熟した果実とミネラル感が織りなすバランスは絶妙で、一度口にすると、ブルゴーニュの豊かな自然がグラスに詰まっているのを感じられます。
合計4回の連載を通じ、奥深いブルゴーニュワインの世界や最新の情報を知って頂けると嬉しく思います。
またイベントにご参加頂き、実際にテイスティングいただくことでお気に入りの1本を見つけていただけるとより魅力を感じていただけると思います。
イベント当日はご参加いただいたお客様に蔵出しワインの優先販売もございます。この貴重な機会をお見逃しなく!
ストップ!20歳未満飲酒・飲酒運転。
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ほどよく、楽しく、良いお酒。のんだあとはリサイクル。