店舗情報
ワインショップ・エノテカ博多店
※マイショップにご登録いただくと、アプリ、メールでショップからのお知らせを受け取れます。
過去のブログ
柳田 順子
皆さまこんにちは。
さあ、ブルゴーニュの旅もいよいよ後半です。
今回は、愛好家垂涎の的の錚々たるドメーヌがひしめく銘醸地モレ・サン・ドニの「リニエ・ミシュロ」と世界最高峰の白ワインなどと称賛されるムルソーを拠点とする「マトロ」の2つのワイナリーに焦点を当て、情熱と愛情を注ぎ込んで造られたそれぞれのワインをご紹介します。家族経営ならではの温かみと、テロワールを余すところなく表現するワインの魅力に迫りましょう。
モレ・サン・ドニに本拠地を構えるリニエ・ミシュロは、家族経営のドメーヌ。
当主を務めるのは3代目のヴィルジル・リニエ氏。
創業当初、彼の祖父がブドウ農家をしながら協同組合にてワイン造りを始め、1980年代より一部のワインでドメーヌ元詰めを開始しました。
規模こそ小さなワイナリーですが、そのこだわりは一流。繊細でありながら果実味豊かなワインは、畑の個性がそのまま伝わるかのような味わいです。また、テロワールの特性を最大限に引き出し、ブルゴーニュのエレガンスを表現しています。
今回のイベントではシャンボール・ミュジニー ヴィエイユ・ヴィーニュ、モレ・サン・ドニ・プルミエ・クリュ・レ・シュヌヴリー、ニュイ・サン・ジョルジュ・プルミエ・クリュ・オー・ミュルジェをご体感いただけます。
◆スタッフのイチオシコメント <櫻井>
リニエ・ミシュロのワインには、果実の豊かな香りと柔らかい酸味が絶妙に溶け合っています。
まるでモレ・サン・ドニの自然がそのままグラスに注がれたような滑らかな口当たりと長い余韻が特徴で、どんな料理とも美しく調和します。
是非この機会にピノ・ノワール本来の魅力を引き出した、エレガンス溢れるリニエ・ミシュロの世界をご堪能ください。
ブルゴーニュを代表する白ワインの1つ、ムルソー。
中でも100年以上の歴史を誇るマトロは、有名レストランからの評価が高く、エノテカでもお馴染みの造り手です。これまでに築き上げられたマトロの伝統は、現在アデル氏とエルザ氏、2人の姉妹に受け継がれ、新たなページが刻まれています。
何と言ってもマトロの醍醐味は、飲み頃を待ってリリースされることです。
特に日本へは、ボトリング後に1年間熟成させてから出荷されています。
これは2人の父であるティエリー氏が来日した際に、日本人は知識や伝統を大切にしており、食べ物も繊細でワインに良く合うことを知り、自分たちのワインをどう楽しんでもらいたいかを話し合ったことがきっかけ。このこだわりも、多くのファンから信頼を集めている所以の一つです。
マトロのワインと言えば何と言ってもムルソーがおすすめです。
今回のイベントではムルソー プルミエ・クリュ ブラニー、ピュリニー・モンラッシェ プルミエ・クリュ ラ・ガレンヌ、ギュっと詰まった赤系果実の濃密な果実味が魅力のマランジュ ルージュ ヴィエイユ・ヴィーニュをご体感いただけます。
◆スタッフのイチオシコメント <井上>
マトロのワインは、果実味あふれる豊かな味わいが印象的です。豊かで瑞々しい果実味と凛とした綺麗な酸味は口飲むたびに新たな発見があります。その味わいは、豊かなブルゴーニュの自然が目の前に広がるようで、感動を与えてくれます。
普段からファンの方の多いマトロ。
是非この機会に果実味あふれる豊かな味わいをご堪能ください。
今回もまた、2つのワイナリーが紡ぐブルゴーニュの物語を心ゆくまで堪能していただければと思います。
次回はいよいよ最終回。ワインの頂点を目指す「オリヴィエ・ルフレーヴ」と「トロ・ボー」が登場しますので、どうぞお楽しみに!
ストップ!20歳未満飲酒・飲酒運転。
妊娠中及び授乳中の飲酒は、胎児・乳児の発育に悪影響を与える恐れがあります。
ほどよく、楽しく、良いお酒。のんだあとはリサイクル。