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ワインショップ・エノテカ博多店

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博多店のブログ

ブルゴーニュワインファンの皆さまにお届けしたいお話し④

柳田 順子

2024.11.27
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いよいよブルゴーニュワインのお話しも最終回です。

このシリーズの締めくくりにふさわしい、ブルゴーニュの名門「オリヴィエ・ルフレーヴ」と、コート・ド・ニュイで高品質な赤ワインを手がける「トロ・ボー」をご紹介します。それぞれのワイナリーが育んだ豊かな味わいと、ブルゴーニュの自然や伝統への深い愛を感じられるひとときを一緒に楽しみましょう。


ドメーヌ・ルフレーヴから技術と偉大な畑を継承した人気生産者「オリヴィエ・ルフレーヴ」

オリヴィエ・ルフレーヴ氏

ピュリニー・モンラッシェを拠点とし、ブルゴーニュ白ワインの頂点を目指す「オリヴィエ・ルフレーヴ」。

彼らのワインには、エレガンスとフィネスが詰まっており、どのボトルもその土地の個性を繊細に表現しています。

伝統を重んじながらも、その土地ならではの豊かな風味を追求する情熱がワインに宿り、まるでブルゴーニュの自然そのものを味わうかのような体験を届けてくれます。

ブルゴーニュ白ワイン最高の造り手の1つとして君臨する、ピュリニー・モンラッシェの至宝、ドメーヌ・ルフレーヴ。

ドメーヌの名声を築いた故ヴァンサン・ルフレーヴ氏の甥にあたるオリヴィエ氏は、1982年~1994年の12年間に渡り、叔父と従妹である故アンヌ・クロード・ルフレーヴ氏と共に、ドメーヌ・ルフレーヴを経営し、ドメーヌの一時代を築きあげた立役者です。


オリヴィエ・ルフレーヴは21haの自社所有畑で栽培するブドウ、もしくは、契約農家から購入したブドウを使ってワイン造りを行っています。

契約農家といっても、オリヴィエ・ルフレーヴのチームが栽培方法や収穫日まで細かく指定、手摘みでブドウを収穫しており、それらは「ドメーヌワイン」と言っても過言ではありません。


偉大な自社畑の数々、そして契約農家の畑を統括しワインを醸造するのは、ムルソーの名門、ドメーヌ・ルーロ出身のセラーマスター、フランク・グリュ氏。

オリヴィエ氏の右腕として、醸造だけでなくブドウの栽培から買い付けまでを担い、その品質の向上に大きな役割を果たしています。


今回のイベントではオリヴィエ・ルフレーヴがシャンパーニュのコート・ド・ブラン地区、オジェ村で手掛けるヴァランタン・ルフレーヴのエクストラ・ブリュット・ブラン・ド・ブラン・アヴィーズ 1840ムルソー プルミエ・クリュ スー・ル・ド・ダーヌピュリニー・モンラッシェ プルミエ・クリュ レ・ピュセルをご体感いただけます。


◆スタッフのイチオシコメント <松田>

オリヴィエ・ルフレーヴのワインは、ピュアで華やかな果実味と、繊細さが同居する点が魅力です。特に『レ・ピュセル』は、フィネスと深みを兼ね備えた美しい一本で、ブルゴーニュ白ワインの真髄を感じられます。グラスから広がる香りが、まるでブルゴーニュの風を運んでくるようです。


今回のテイスティングイベントで、卓越したエレガンスと豊かな風味をご体感ください。心に残る特別な思い出になるでしょう。


幅広い層から愛される、歴史ある名門「トロ・ボー」

最後にご紹介するのは、コート・ド・ニュイの名門「トロ・ボー」。

彼らのワインは、しっかりとした骨格と豊かな果実味が特徴で、長期熟成にも耐えうる高いポテンシャルを持っています。

長年ブルゴーニュワインラヴァーを虜にしてきた老舗ドメーヌ、トロ・ボー。その安定したクオリティの高さから多くの星付きレストランでの採用実績を誇り、親しみやすい味わいは幅広い層から支持されています。

今回のイベントにも来られます、オーナーファミリーのナタリー・トロ氏

ドメーヌ・トロ・ボーの歴史は、1880年に初代のフランソワ・トロ氏がショレイ・レ・ボーヌ村にブドウ樹を植えたのが始まり。

それを引き継いだ2代目アレクサンドル氏の妻の名字が「ボー」といい、両家の姓が合わさり「トロ・ボー」となりました。

トロ・ボーはブルゴーニュでも早くからドメーヌ元詰めのワインを出荷し始めた造り手の1つでもあります


トロ・ボーの哲学は、「仕事の8割は畑で最高のブドウを造ること」。所有する畑は、どの畑も同様の方法で丁寧に管理しています。

オーナーファミリーのナタリー氏曰く、ワイン造りにおいてトロ・ボーで最も重視していることは、「畑仕事」とのこと。

ドメーヌ創業当初、フィロキセラ前は高い植樹密度でブドウが栽培されていましたが、フィロキセラ後の植え替えによって、畑で馬を使う必要がでてきたため、その結果植樹密度が低くなったのです。


トロ・ボーのトレードマークともいえる印象的なシルエットのボトルもその1つ。

ボトルとコルクの密着度を上げるため1997年にこのシルエットを考案し、1999年のヴィンテージより実装されています。

ボトルを厚くしコルクとの密着度を上げることでコルクの落下を防ぐことができるようになり、熟成に適した形状になりました。



今回のイベントではショレイ・レ・ボーヌアロース・コルトン プルミエ・クリュ レ・フルニエールコルトン グラン・クリュの3銘柄をご体感いただけます。


◆スタッフのイチオシコメント <柳田>  

トロ・ボーのワインは、パワフルさと洗練さが見事に融合しています。特にコルトンは豊かな果実味とミネラル、複雑な香りが調和しており、余韻が長く、ワインの持つ深い物語に引き込まれるような感覚が味わえます。


是非イベントでトロ・ボーが表現する世界観をご体感ください。



全4回にわたるこの連載も最終回を迎えました。

ブルゴーニュワインの奥深さ、生産者の情熱はこの先も果てしなく続くでしょう。

最新の2022年ヴィンテージを中心に全24種を一挙テイスティングしながら生産者の皆さんと交流いただける「ブルゴーニュ・グランド・デギュスタシオン」。この貴重な機会をお見逃しなく!



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