新年を迎え、あっという間に1ヶ月が経ちましたね。暖かい日が続き、もう春が来たのかと錯覚する天気です。私は今年に入り、日頃手に取らないようなワインに興味津々です！

今月は、フローラルなオレンジワインや土着品種で造られる赤ワインなど、個性豊かなワインを紹介いたします。

「2022　ヴィーニャ・エスメラルダ・フロール・ド・ランジュ/トーレス」

2,420円（税込）

【俵田イチ押し】

”キング・オブ・スペイン”として名高いスペインを代表するワイナリー、トーレスが2022年から新たにリリースを始めたオレンジワイン。モスカテル・デ・アレハンドリアという白ブドウを使用しています。

日本語で「エメラルドのワイン」という意味のこちらのワインは、オレンジピールや紅茶の香りが広がり、まるでフルーツティーを飲んでいるかのよう。エチケットが可愛らしく手土産にもおすすめです。

「2021 ピエトラドルチェ・エトナ・ロッソ/ピエトラドルチェ」

3,960円（税込）

【中山イチ押し】

ピエトラドルチェは近年世界中から注目を集めるシチリア・エトナ地区のワイナリー。イタリアワインガイド誌ではファーストヴィンテージから最高評価を獲得し、現在も高い評価を獲得し続けています。

味わいは、ラズベリーやチェリーなど赤系果実のアロマを伴うチャーミングな印象。搾りたての果実を思わせるジューシーな旨味がじわじわと広がり、キレイな酸味が全体を支えています。シチリアの名産でもあるマグロと非常に良くマッチするので、ぜひペアリングもお試しください。

「2014　オールド・ヴァイン・グルナッシュ/ヤンガラ・エステート・ヴィンヤード」

5,500円（税込）

【元山イチ押し】

南オーストラリアのマクラーレン・ヴェールに位置するヤンガラ・エステート・ヴィンヤード。こちらは、品種ごとの特長をよく表すスタンダード・シリーズ「エステート・コレクション」のひとつです。

口に含むと、ブラックベリーやレッドチェリー、ジンジャーなど10年熟成による複雑で妖艶な香りが鼻に抜け、古樹由来の凝縮した赤系果実が広がります。時間とともに増していく果実の甘さが魅力で、ゆっくりと単体で向き合いたくなる1本です。

「2020 シャトー・ド・ペズ/シャトー・ド・ペズ」

8,250円（税込）

【久保田イチ押し】

15世紀からワイン造りを行うサン・テステフ最古のシャトー。各評価誌で高評価を獲得する高い品質を誇り、現在はNo.1シャンパーニュメゾン、ルイ・ロデレールの傘下で更なる品質向上を遂げています。

味わいは、口当たりがとてもまろやかで固いサン・テステフの印象はなく親しみやすい仕上がり。熟したプラムやブラックベリー、杉など、グラスを回すたびに現れるアロマに魅了されます。私は煮込みハンバーグやビーフシチューなど、濃い肉料理と合わせていただきたいです！

というわけで、今月もスタッフのおすすめワインをご紹介させていただきました。

気になる銘柄がございましたら、お気軽に店頭スタッフまでお問い合わせください。お待ちしております！