皆様、こんにちは！丸の内店の松葉です。本日は、エノテカ若手スタッフ向けに先月開催した15種類のシャンパーニュセミナー報告ブログでございます。「シャンパーニュ飲みたいけど何を選んだらいいか分からない」という方は多くいらっしゃると思います。ぜひ、こちらの記事を参考にシャンパーニュを選んでみてはいかがですか。きっと、お好みのお味が見つかると思いますよ！

「最も称賛されるシャンパーニュ」にて５年連続世界１位に輝くトップ生産者、ルイ・ロデレール。

凝縮感のある果実味としっかりとした酸味が味わいを引き締めてくれる印象です。

泡が溌剌としていて、飲み応えが非常にあります。コレクションの魅力はなんと言っても塩味。

アーモンドのような塩味はコレクションの唯一無二の個性です。

目を閉じても「コレクションだ」と分かるスタイルは、個人的にもNO.１シャンパーニュです。

食前酒としてはもちろん、食中酒とも楽しめるシャンパーニュですので、長い時間かけてお楽しみください。

「全ての時間が豊かな時間であってほしい」と願いを込めてお届けするアンリオ。

エレガントで緻密な「アンリオスタイル」を表現しています。

上品な香水のようなフローラルで美しい香りがグラスから漂います。口の中でまろやかに広がり、溶け込むような緻密な泡はまさにアンリオスタイル。白桃や洋ナシのような上品な甘やかさを感じます。

最後まで透明感があり、美しく洗練された味わいは、まるでガラス細工のようです。

まさに「スーヴェラン＝至高」のシャンパーニュです。

「シャンパーニュの宝石」「シャルドネの芸術」と呼ばれる洗練された上品な味わいのルイナール。

シャルドネ由来のスモーキーなミネラル感が魅力的。

参加した２人のテイスティングコメントに共通して「焼きいも」と書かれていました。スイートポテトのようなほっこりするような甘みの中に、しっかりとした芯を感じる味わいです。シャープでありつつ、余韻に厚みを感じるスタイルです。ゆっくりとした時間を過ごしたいときに飲みたい。そんなシャンパーニュです。

ピノ・ノワールの聖地と呼ばれるアイ村にて創業以来、伝統と革新的なアイデアで人気を博しているシャンパーニュメゾン。

スペシャル・キュヴェと表現するのは、「格別に美味しいスペシャルなブリュット」という意味を込めて名付けられました。

ピノ・ノワール由来の濃密なコクを感じる１本。完熟したパイナップルのような豊潤の果実味を感じ、余韻は透明感を感じるような透き通った味わいです。参加したスタッフの共通ワードは「泡のクリーミーさがダントツ」。芳醇な果実味に加え、メレンゲのようなクリーミーな泡によって飲み応えがある1本に仕上がっております。

収穫年の個性を最上の形で表現したジャクソンの代名詞、#700シリーズ。

酸味が高めで非常にパワフルな果実味が特徴。

参加したスタッフの共通ワードは「カスタードパイ」。クリームのようになめらかでコクのある味わいと熟成香りがあり、濃厚なスタイルです。泡はきめ細やかで、優しく溶け込むような泡が心地よいです。

100％グランクリュの特級格付けであるアンボネイに本拠地を構える家族経営メゾンです。

ピノ・ノワールの名産地アンボネイは南東向きで、バランスのとれたシャンパーニュが誕生します。

それゆえに、ポール・デテュンヌはグランクリュの風格がありつつ、非常にバランスのとれた１本に仕上がっております。焼きリンゴ、洋ナシ、白桃のような濃縮感のあるスタイルです。

一口含んだ瞬間のパンチは強いですが、余韻に広がる優しい、丸みを帯びた果実の甘さが魅力的です。

ピュリニー・モンラッシェの名匠が手掛けるシャンパーニュ。

テイスティングさせていただいたエクストラ・ブリュット・ブラン・ド・ブランはグランクリュとプルミエクリュのシャルドネを用いて仕立てられます。

味わいは非常にフレッシュ。柑橘系やライムなどのもぎたての果実感とすっと抜けるような冷涼感があります。

白ワイン界の女王様であるシャルドネのポテンシャルを存分に引き出し、シャルドネ本来の気品に満ち溢れた味わいを表現しているシャンパーニュです。

シャルドネを頬張っているようなストレートな旨みを感じます。

個性爆誕のシャルル・エドシック。

シャルルのスタイルは唯一無二でこの美味しさを知り、好きになってしまったらシャルルだけを追いかけたくなる魅力を感じます。

掴んだ人を離さない、個性溢れるシャンパーニュです。

トーストを焼いたような、カラメルのような樽の香りが広がり、凝縮した果実と樽の甘みを感じます。

個性的だけど、フレッシュさとのバランスがよく、いいクセになるシャンパーニュです。

シャンパーニュの貴婦人、テタンジェ。

フルーティーという言葉がぴったりな１本。

ピュアで洗練された味わいです。瑞々しいリンゴを絞ったような香りと味わいはフレッシュで凝縮感のある果実味を感じます。

ビスケットやバターのようなコクも感じ、舌を包み込むようなクリーミーさはテタンジェのスタイルであり、誰からも愛されるような魅力を感じます。

200年を超える伝統と革新によって名声を築きあげてきたペリエ・ジュエ。

白いお花のようなフローラルな香りを感じ、味わいは果実味がストレートに感じるピュアなスタイル。

酸味が溌剌としていて、余韻に少し厚みを感じます。

スタイルがまっすぐで落ち着きのある味わいは、シャンパーニュ初心者の方にも喜んでいただける１本です。

ロスチャイルド家の夢の共演であるシャンパーニュ。

レモンやグレープフルーツなどの柑橘系の非常にフレッシュな味わい。エレガントというよりかは無邪気さを感じるような、溌剌とした酸と豊かな果実味を感じます。

余韻では全てがまとまり、１本の線を描くようなシャンパーニュです。

上質な味わいながら常にコストパフォーマンス高いシャンパーニュメゾン。

テタンジェに感じたようなスモーキーさ、燻製の香りがグラスから溢れ出します。

少し感じるほろ苦さがアクセントになっており、スッキリ感ある味わいに一癖与えてくれます。

まとまりのある味わいと程よいほろ苦さのバランスが絶妙です。

「気品と優美」を哲学とし、格調高いシャンパーニュを手がけるシャンパーニュメゾン。

ステンレスタンクによって仕立てられるため、味わいはストレート。すっと溶け込むフレッシュな果実味が魅力的です。

金平糖のような優しい甘味を感じる１本です。まっすぐ美味しさが届く味わいはまさにシャンパーニュのお手本。

「気品と優美」の哲学がぴったりだと感じるシャンパーニュです。

圧倒的認知度を誇るモエ・エ・シャンドン。

べっこう飴のような甘さと果実味が凝縮した香りはモエ・エ・シャンドンにしか出せない個性です。

個性を出しつつ、しっかりとまとまりがある味わいはクセになるような美味しさです。

ロゼシャンパーニュを初めて造ったメゾン、ヴーヴ・クリコ。

甘みがあり、柔らかい口当たりが魅力的です。

甘みの中に柑橘系のしっかりとした酸味があるので、甘い味わいを酸がきゅっと引き締めてくれて、非常にバランスがよく飲み心地がいい１本です。

いかがでしたでしょうか？シャンパーニュが飲みたくなってきますね...。

15種類のシャンパーニュにそれぞれ個性があり、それぞれの魅力があります。

15種類の中の最推しはルイ・ロデレールのコレクションでした！

バランスの整った味わい、目を閉じて飲んでも分かるルイ・ロデレールのスタイルに改めて感動しました。

丸の内店ご来店いただいた際には、今回紹介したシャンパーニュ以外のご紹介もさせていただければと思います！

シャンパーニュと共に素敵な冬をお過ごしください。