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ワインショップ・エノテカ大阪店
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北村 百加
みなさま、こんにちは!大阪店の北村です。
今回は、スペシャルワインの抜栓についてのご案内でございます。
ピュアで優美な余韻が続く…若手醸造家が立ち上げた注目のネゴシアン「シャルル・ラショー」の魅力について、ワイン用語の解説とともにご紹介いたします♪
中には筆者のイチオシポイントも…!最後までお付き合いいただけますと幸いでございます。
シャルル・ラショー設立のきっかけ
フランス/ブルゴーニュ地方 ヴォーヌ・ロマネの名門ドメーヌ、アルヌー・ラショー。そのオーナーファミリーであるシャルル・ラショー氏がブルゴーニュで最も称賛される造り手の一人であるラルー・ビーズ・ルロワ氏に影響を受け、「自分も、自分が造ったワインを飲んだ人が感動するような、エモーショナルなワインを届けたい」という強い意志により、2018年に立ち上げた“ネゴシアン”です。
強いこだわりを持つ個性派ネゴシアン
そもそも、"ネゴシアン"とは…自社ではブドウ栽培を行わず、農家から仕入れたブドウで醸造、出荷をおこなう生産者のこと。反対に、栽培から醸造、出荷まで一貫して行う生産者のことをドメーヌと呼びます。
ネゴシアンとしてシャルル氏がこだわるポイントは、買いブドウについてブドウ生産者と直接契約し、収穫時期を自ら決めること。
シャルル氏は「ネゴシアンのワインに使用する買いブドウは、ブドウ生産者と交渉して、どのタイミングで、どの区画を収穫するかを自身で決めている。また、収穫自体も基本的に自分達のチームで行っている。」と語り、単にブドウを購入するのではなく栽培にも関与し、彼の哲学を色濃く反映したワイン造りを行っています。
★大阪店スタッフ北村のイチオシポイント★全房発酵なのに…滲み出る優美でピュアな味わい
ここでひとつ、みなさまに知っていただきたいイチオシポイントをご紹介します♪
シャルル・ラショーのすべてのワインは“全房発酵”を行っています。
全房発酵とはその名の通り、ブドウの果皮と種子、果肉、梗を一緒に醸す醸造方法のこと。
一般的なワインは発酵前に梗(ブドウの茎)を取り除く“除梗”を行います。反対に、除梗をせずに果梗と果実を一緒に醸した場合、青臭いタンニンが抽出され、えぐみのあるワインができると言われています。そのため、リスクを伴う難しい製造方法のひとつでもあるのです。
つまり、原料となるブドウが健全であり、果実も梗も完熟していなければ全房発酵を行うことはできません。美味しさを引き出す全房発酵の条件は、梗が茶褐色になるまで十分に成熟していること。そのためには、ワインの優劣の瀬戸際を攻める生産者の高い技術とセンスが必要不可欠となっているのです…!
さらに、全房発酵の特徴として挙げられる“緩やかな発酵”により、ワインの香りや味わいに影響を与えます。果皮に穴が開いていないことで、発酵がゆっくりと進み、発酵温度もゆっくりと上がります。結果、アルコール発酵の副産物として様々な成分が生まれワインの香りや味わいに影響を与えるのです。
また、ブドウの繊細な味わいを活かすために、樽の香りが移りやすい新樽の比率を控え、古樽を中心に樽熟成を行います。
こうして生まれるワインは、ブドウ本来の旨味が表れた、驚くほどピュアな味わい。フレッシュなアロマと豊かな果実味を備えながらも、エレガンスが際立つスタイルです。
奥様がデザインしているという花のラベルも、ハッと目を引く可愛らしさがあります。
淡い色合いの蝋キャップも、とても素敵です♪
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【12/13(金)CORAVIN抜栓の2銘柄】
2022年 コート・ド・ニュイ・ヴィラージュ オー・モンターニュ 1,980円(税込)1グラス45ml
2022年 ブルゴーニュ・アリゴテ・レ・シャン・ダルジャン 6,050円(税込)1グラス45ml
※こちらのワインはボトルでの販売は行っておりません。ご了承くださいませ。
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この機会に是非!こだわりが詰まったシャルル・ラショーのアリゴテとピノ・ノワールをお試しくださいませ♪
各種16名様限定のスペシャル・テイスティングでございます。
カフェ&バーでのご注文でも承りますが、イベントの下記リンク、店頭、お電話、またはメールにてご予約も受け付けております。
みなさまのご来店を大阪店のスタッフ一同、心よりお待ちしております♪
ストップ!20歳未満飲酒・飲酒運転。
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