こんにちは！

成城学園前店の和田です。

本日は、8月後半のスペシャルテイスティングメニューのご案内をさせていただきます。

■8月16日(金)～8月23日(金)

『アンドレ・ボノーム　1997年＆2021年　2グラスセット』

アンドレ・ボノームは、ブルゴーニュのマコネ地区でヴィレ・クレッセを生産する、地区を代表するドメーヌです。当時のマコンやヴィレ・クレッセはカジュアルワインの生産地で、質の良いワインの生産地とは認識されていませんでした。

アンドレは早くから樽熟成や出荷前の熟成期間を長く取るなど、マコン元来のフルーティーなスタイルに複雑味を持たせ、より高品質なワインを目指し、マコン・ヴィレのクオリティを向上させた先駆者として知られています。

今回、そんなアンドレ・ボノームの新鮮さ溢れる2021年と、熟成が加わり複雑味が増した1997年の2種類のワインをご用意いたしました！

　▼.Tasting Item

■1997年　マコン・ヴィレ/アンドレ・ボノーム

こちらのワインは、AOCヴィレ・クレッセが出来る前の希少なマコン・ヴィレ。 当時の樹齢は70年以上で、一年間は樽、もう一年間はステンレスタンクにて熟成させています。 しっかりとした熟成感がありながらも酸や果実味も感じられ､若いヴィンテージでは決して味わえない独特の深味のあるシャルドネです。

■2021年　ヴィレ・クレッセ・レ・プレトル・ド・カンテーヌ/アンドレ・ボノーム

生産量は年間2,200本と非常に稀少なワインで、平均樹齢95年、オーク樽発酵とステンレスタンク熟成の計2年間熟成をさせています。パワフルでエレガント、アカシアの蜂蜜、ヘーゼルナッツやヴァニラ、シトラス、白桃、パインなどの香りと上質な樽由来の複雑香が感じられ、リッチでふくよかワインとなっています。

マコン・ヴィレのクオリティを向上させた先駆者として知られるアンドレ・ボノーム。

ブルゴーニュの熟成ワインがお好きな方、マコン・ヴィレのクオリティの高さを体験したい方は、是非この機会にお試しください。

■8月23日(金)～8月30日(金)

『オクシデンタル　ボデガ・ヘッドランズ・ヴィンヤード　キュヴェ・エリザベス』

オクシデンタルは、「カリフォルニア・シャルドネのレジェンド」スティーヴ・キスラー氏が始めた新たなプロジェクトです。彼らが造るピノ・ノワールは、ブルゴーニュ愛好家を虜にしてしまう程の高貴な味わいとして、世界的評論家であるロバート・パーカー氏やアントニオ・ガローニ氏らが絶賛。

醸造まで手間を惜しまず緻密に造り込まれたワインは、畑の個性を色濃く反映。ブルゴーニュ産ピノ・ノワールを彷彿させると各評価誌で高い評価を受けています。

今回、そんなオクシデンタルがテロワールの特徴を色濃く反映させた、繊細でエレガントな一本をご用意いたしました！

　▼.Tasting Item

2021年　オクシデンタル　ボデガ・ヘッドランズ・ヴィンヤード　キュヴェ・エリザベス/オクシデンタル

キスラー氏の次女であるエリザベス氏の名前を冠したキュヴェ。

100%除梗したブドウは、野生酵母を用いて発酵し、新樽比率30%のフレンチオークで約12ヵ月間熟成。澱引きを行い、無濾過・無清澄で瓶詰めされます。

テロワールの特徴を反映させた、繊細かつ豪華でエレガントな味わい。このワインに関して、著名なワイン評論家であるロバート・パーカー氏が「特級畑であるミュジニーを思わせる素晴らしい１本」と語っている1本です。