こんにちは！

成城学園前店の和田です。

本日は、11月後半のスペシャルテイスティングメニューのご案内をさせていただきます。

■11月16日(土)～11月17日(日)

『熟成シャンパーニュの魅力！　フィリポナ・クロ・デ・ゴワセ 2012年』

今回のシャンパーニュは16世紀から続く、家族経営の老舗メゾン、フィリポナです。個性、秀逸さ、寛容さ、謙虚さであるフィリポナ社の価値観を守り、ワインを造っています。

自然な栽培や手作業での雑草対策や馬での耕作により、数百年続く貴重な葡萄畑を守り続けています。また、最良のシャンパンを提供するため、伝統を改革し、品質向上に挑み続けています。

　▼.Tasting Item

■ 2012年　フィリポナ・クロ・デ・ゴワセ / フィリポナ

こちらは、彼らが所有するモノポール（単独所有畑）のブドウが生む、フィリポナの名を世界に広めたプレステージ・キュヴェです。

約9年の瓶内熟成を経てリリースされるその味わいは、すべての素晴らしい要素が調和し、深みを増した逸品です。

香りは繊細かつフローラルな印象で、ベルガモットや熟したリンゴなど果実のアロマに、エルダーフラワーの香りが魅力的。時間の経過と共に、ダージリンやヘーゼルナッツ、蜂蜜のニュアンスも表れます。ふくよかで、広がりがあり肉厚なこのシャンパンは、深みと持続性に優れた、リッチで力強いシャンパーニュです 。

芳醇かつ複雑な香り、そして驚くほどにきめ細かく溶け込んだ繊細な泡立ちが、一度口にした人たちをたちまち虜にしてしまう「熟成シャンパーニュ」。是非この機会に味わってみてはいかがでしょうか。

■11月21日(木)～11月30日(土)

『ジェームズ・サックリング100点！ヴァルディカヴァ ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ モントゾーリ 2019』

ヴァルディカヴァは1953年に創業された家族経営のブルネッロ・ディ・モンタルチーノの造り手。
創業者のブラマンテ・マルティーニ氏は、ブルネッロ・ディ・モンタルチーノが無名であった頃からワインの発展のために寄与し、1966年のDOC認定翌年にできた、ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ協会の設立メンバーの一人でもあります。
また1977年には、ブルネッロの単一畑キュヴェの先駆けとなる「マドンナ・デル・ピアーノ(=大地の聖母)」をリリース。ブルネッロの地位向上を牽引してきました。

今回は、2019年ヴィンテージがジェームス・サックリングにて100点満点を獲得し、「味わいは果てしなく続き、完璧にバランスが取れている」と激賞された1本、ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ モントゾーリをご用意いたしました。

　▼.Tasting Item

■2019年　ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ モントゾーリ　/　ヴァルディカヴァ

こちらのワインに使用されるブドウが育つ畑モントゾーリは、ワイン・アドヴォケイトにて「このアペラシオンで最も有名なクリュのひとつ」と称えられる単一区画。

ミネラル分の非常に多い泥灰土、石灰分の多い粘土質土壌から成るのが特徴です。

偉大な骨格を持ち、際立ったミネラル感と、バランスの良い酸味に支えられた果実味を持つワインが生み出されています。

味わいは、ワイルドベリー、スパイスの利いたオレンジ、スミレ、クローヴのニュアンス。ボリューム感がありながらもシルクのようなタッチのテクスチャーと、塩味を感じるほどのミネラル感が感じられます。威厳のあるパワフルなスタイルで、熟成ポテンシャルを感じる仕上がりです。

2019年ヴィンテージはジェームス・サックリングにて100点満点を獲得し、「味わいは果てしなく続き、完璧にバランスが取れている」と激賞されています。

是非この機会に、ブルネッロの先導者の威厳を感じさせる重厚なブルネッロ・ディ・モンタルチーノをお楽しみください。